学びの内容

学科長メッセージ

初等教育学科 学科長 宮下 孝広  教授

 初等教育学科は保育者養成・教師養成を主たる目的とする学科です。保育・教育の現場で、子ども一人ひとりをかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら、知性と感性をともに育んでいくことのできる保育士・幼稚園教諭、小学校教諭の育成を志しています。このことは、実は建学の精神で白百合女子大学がどのような学生を育てたいかについて述べたことを保育者・教師に置き換えたもので、つまり建学の精神を実践の場で体現する保育者・教師を育てたいという願いを表したものです。コロナの状況のもとで保育や教育の意義が問われている今だからこそ、改めて初心を大切にすべき時だと考えています。
さて、そのような保育者・教師は、子どもをめぐる社会や文化の状況を理解し、乳幼児期・児童期の子どもの心身の発達を保証する場と機会を創り出そうと努力すること、そして人間の生涯発達を見通し、乳幼児期・児童期を生きる子ども達に必要な支援を与えることができ、その保護者にも適切な情報や助言を提供することができる力量を身につけることが求められています。簡単なことではありませんが、初等教育学科には学生の皆さんの学修と研鑽を支える教授陣とスタッフがそろっています。
保育・教育の可能性についてともに語らい、新たな実践を生み出すことを目指してともに学びましょう。
 

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