学びの内容

学科長メッセージ

発達心理学科 学科長 秦野悦子 教授

心理学とは

私たちはつねに他者といっしょに生き、成長します。家族や友だち、近所の人、アルバイト先や職場の上司や同僚、お客さんなど、いつも自分以外の誰かと接しながら生きています。
心理学は、そんな中で感じる「心」についての疑問に科学的方法によってこたえる学問です。
心理学を学ぶことを通して、他者の言葉やふるまいを相手の身になって理解したり、困っている人の力になるための知識を得ることができます。
大学で学ぶ心理学の特徴は、既にある心理学の理論や考え方を学ぶだけでなく、自分で心についての「データ」を集めて分析する方法を学ぶという点にあります。
その場合のデータとは、自分はこう感じたとかこう思うと主張するだけでは十分ではありません。
実験や質問紙、検査など、一定の方法にしたがって得られた客観的なものである必要があります。それらは多くの場合数値化され、統計学の力を借りて分析します。
つまり心理学は、物理学や医学などの理科系の学問と同じ「科学的方法」を用いるのです。
それを基礎から学ぶことが、大学で学ぶ心理学の大きな特徴です。
本学の発達心理学科では、心理学全般の基礎的な知識と方法論をしっかりと身につけます。
公認心理師カリキュラムにも対応しています。
 
 

発達心理学とは

心理学にはさまざまな分野がありますが、その中で人間の心の成長や発達を研究するのが発達心理学です。
発達=子どもの成長と思う人が多いかもしれませんが、子どもを育てる母親や父親も子育てをしながら変化していきます。
それは「親の発達」であり、発達心理学の重要な研究分野です。
その他にも、中学や高校、大学での友人関係によって若者がどう発達し大人になっていくのか、学校を出て職業に就いた後、それを通じて大人としてどう成長していくのか、歳をとり高齢となった人たちがどのように「発達」するのか、などなど、発達心理学は生涯にわたる人の成長・変化を研究します。
その研究成果や理論をもとに、健康な心の発達やその人らしい人生の実現に寄与し、また、発達障害や精神疾患など心の問題を抱えた人やその家族に支援をすることを目指す学問です。

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