所属 | 職名 | 教員氏名 | 保有学位 |
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人間総合学部発達心理学科 | 教授 | 鈴木 忠 | 教育学修士,教育学博士 |
教育実践上の主な業績 | 年月日 | 概要 |
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【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】 | ||
空間認知に関する心理学実験を工夫。 | 1997年~ | 学生はふたり1組になり、ひとりは教室のスクリーン上に映写される刺激図形をみて回答し、もうひとりはその反応時間を計測する方法で空間認知の実験を実施し、傾向を分析させた。 |
小テストと小レポートによる学生の学習理解度把握とフィードバック | 2004年~ | 発達心理学概論の授業で、3~4回ごとに小テストまたは小レポートを実施し、学生の理解度把握をすると同時にコメントを付してフィードバックした。 |
保育日誌を教材として利用 | 2004年~2008年 | 幼稚園で実際に書かれた保育日誌を園の許可を得て演習で使い、幼児の発達と保育者のかかわりに関する実践的な学習に用いた。 |
演習において幼児の幼稚園生活に関する英語のテキストを利用。 | 2009年~ | 3歳児の会話が豊富に記載された英語のテキストを使い、幼児の心理的発達の理解と英語の学習をともに促進する授業を工夫している。 |
大学院の演習における学生のレポートのまとめと総括の文章作成 | 2011年 | 「発達におけるイメージと身体」について受講学生が書いたレポートに個別にコメントしたものをまとめ、半期の授業の総括として作成・配布した。 |
ビデオを用いた幼児の行動観察 | 2012年~ | 幼稚園における幼児の遊びを録画したビデオを学生に見せ、遊びの中における子ども同士の関係を分析させた。 |
KJ法を用いた質的研究法の心理学実習 | 2012年~ | 3年生対象の心理学実習の授業において、高校時に自分が属していた「グループ」の「よかった点」「わるかった点」「学んだこと」を書かせ、KJ法によって「グループ」経験の多様性について分析をする実習を行った。 |
大学院の演習における学生のレポートのまとめと総括の文章作成 | 2013年 | 「生涯発達における個人内多様性」について学生が書いたレポートにコメントしたものをまとめ、半期の授業の総括として作成・配布した。 |
【2.作成した教科書、教材、参考書】 | ||
ビジュアル生涯発達心理学入門、第4巻 幼児期Ⅰ表象の獲得(サン・エデュケーショナル) | 2006年10月1日 | 大学での発達心理学の授業のための全10巻のDVD教材のうち、幼児期の部分を担当、作成した。 |
幼児の幼稚園生活に関する英語のテキストの日本語訳本を製作。 | 2010年~ | 演習において幼児の幼稚園生活に関する英語のテキストを日本語訳したものをまとめて綴じたものを作り、次年度の授業で活用している。 |
幼児におけるファンタジーと社会認識の発達についてのテキストを作成。 | 2012年~ | 1年生対象の発達心理学演習入門の授業において利用している。 |
ビジュアル現代心理学 発達の支援Ⅱ、第10巻 生涯発達の可塑性と自己制御(サン・エデュケーショナル) | 2013/11/1 | 大学での発達心理学および発達支援の授業のための全10巻のDVD教材のうち、生涯発達における可塑性と自己制御についての巻を担当、作成した。 |
保育に関する発達心理学の授業教材の作成 | 2013年~ | 「保育の心理学演習」の授業において、愛育養護学校の実践を記録したビデオと、それの解説本、津守真著『保育者の地平』を元に、障害児教育についてのプリント教材を作成、配布した。 |
【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】 | ||
保育士への子どもの発達についての講演 | 2005年7月3日 | 川崎市の福澤保育センターにて出張授業の形で幼児の認知発達について講演した。 |
保育士、幼稚園教諭への講演 | 2006年8月18日 | 静岡県掛川市にて保育士と幼稚園教諭を対象に、おもに子どもの絵の発達について講演した。 |
保育士への子どもの発達についての講演 | 2007年6月10日 | 川崎市の福澤保育センターにて出張授業の形で幼児の認知発達について講演した。 |
幼稚園教諭の免許更新講習における講演 | 2009/8/4 | 神奈川県私立幼稚園協会における幼稚園教諭の免許更新講習において講師を務めた。 |
高校生対象の出張授業 | 2010年10月8日 | 三輪田学園で子どもの絵の発達について授業を行った。 |
高校生対象の出張授業 | 2012/12/11 | 都立広尾高校で子どもの絵の発達について授業を行った。 |
高校生対象の模擬授業 | 2013/11/29 | 函嶺白百合学園高等学校の生徒に対して、本学のクララホールにて、子どもの絵の発達についての模擬授業を行った。 |
博物館教育における「学び」についての講演 | 2013/9/4 | 文化庁主催「ミュージーアム・エデュケーター研修」において、「人はどのように学ぶか:発達心理学の観点から」という基調講演を行った。 |
博物館教育における「学び」についての講演 | 2014/2/27 | 九州産業大学主催の博物館教育についての国際講演会において、「人はどのように学ぶか:生涯発達心理学の視点から」という講演を行った。 |
博物館教育における「学び」についての講演 | 2014年9月17日 | 文化庁主催のミュージアム・エデュケータ研修において、博物館教育における学びについて、発達心理学の立場から講演を行った。 |
高校生対象の出張授業 | 2015年12月8日 | 八代白百合学園高校1年、2年のクラスにおいて、子どもの絵と発達心理学について授業を行った。 |
高校生対象の出張授業 | 2015年6月17日 | 文化学園大学杉並高校において、子どもの絵と発達心理学について出張授業を行った。 |
【4.その他教育活動上特記すべき事項】 | ||
卒業研究の中間発表会の合宿 | 2012年11月3~4日 | 波多江洋介准教授の卒論ゼミと合同で合宿を行い、卒業研究の中間発表会を行った。 |
発達心理学の文献講読の合宿 | 2013年8月22~23日 | 波多江洋介准教授の卒論ゼミえよび大学院生のゼミと合同で合宿を行い、J.Dunn""The beginnings of social understanding""の読書会を行った。 |
著書・論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表の 年月 |
発行所・発行雑誌等 (巻・号を含む)の名称 |
該当頁数共 著者名等 |
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【著書】 | ||||
チャイルド・アートの発達心理学 | 単著 | 20210305 | 新曜社 | |
ライフサイクルと生涯発達 | 単著 | 20230228 | 金剛出版、『臨床心理学スタンダードテキスト』 | 427-436 |
【MISC】 | ||||
【論文】 | ||||
子どもの絵はどのように発達するか | 単著 | 20200725 | 発達教育 公益社団法人発達協会 39 8 | 4-11 |
【口頭発表】 | ||||
生涯発達における発達の最適化とwell-being(シンポジウムにおける指定討論) | 単独 | 20220307 | 日本発達心理学会第33回大会シンポジウム | |
gainの顕著な発達パターンとlossを含む発達パターン | 単独 | 20230304 | 日本発達心理学会第34回大会 | |
Human development in the cultural environment and intra-individual variability: The case of children's drawings | 単独 | 20230306 | SUSS+Shirayuri Overseas Experience (シンガポール社会科学大学の学生への講義) | |
選ばなかった道:生涯発達へのpositiveな心理的機能 | 共同 | 20230307 | 日本発達心理学会第35回大会 | 菅原ますみ、眞榮城和美、堀口康太、目良秋子 |
年月日 | 学会等名称 |
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日本心理学会 | |
日本発達心理学会 | |
日本教育心理学会 |