所属 | 職名 | 教員氏名 | 保有学位 |
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人間総合学部児童文化学科 | 教授 | 水間 千恵 | 博士(文学) |
教育実践上の主な業績 | 年月日 | 概要 |
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【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】 | ||
manabaの機能を活用した個別教育の実践 | 2021.4~ | 少人数教育の利点を活かし、講義形式の授業ではmanabaアンケートを利用したリアクションペーパーに対して、毎回コメントを返却することによって、双方向コミュニケーションがとりやすい環境を整えている。授業回数が進むにつれて、授業内容に関する質問を送ってくる学生も増えるため、主体的な学修の促進に一定の効果があると考える。また、学生の理解度を個別に把握することができるため、必要に応じて、翌週の授業での全体向け補足や、個別指導を行っている。 |
提示・配布資料の工夫による「考える」授業の確立 | 2021年4月~ | 提示するパワポ資料を充実させる一方で、わざと欠落部分を作り、それを最初から告知することで、学生のノートテイクへの意識を高めている。自分自身で「理解し・まとめる」作業を課すことによって、「自分で考える」姿勢を引き出すことが目的であるが、その効果は、授業回数を重ねるにつれて、リアクションペーパーの内容が深化していく学生が増えていくことから把握できる。授業アンケートの「授業準備や説明がどの授業よりも凝っていた」という言葉や「自分で考える癖をつけようと思った」という意見から、こちらの意図が受講者に伝わっている手ごたえも得ている。 |
外部ソースの積極的活用 | 2021年4月~ | 国立国会図書館国際子ども図書館、大阪国際児童文学振興財団等の常設デジタルソースを予習復習教材として、その都度指定することによって、授業内容の補足を行うとともに、受講者の興味・関心の幅を広げるよう努めている。それら外部ソースの内容をふまえたリアクションペーパーも散見され、一定の効果は得られていると考えている。 |
responを用いた受講者の授業参加促進 | 2022年4月~ | 授業内でresponを用いて意見を集め、結果をその場で提示・共有することによって、授業のライブ感および受講者の興味関心を参加意識を高めることに繋げている。 |
【2.作成した教科書、教材、参考書】 | ||
【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】 | ||
【4.その他教育活動上特記すべき事項】 |
著書・論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表の 年月 |
発行所・発行雑誌等 (巻・号を含む)の名称 |
該当頁数共 著者名等 |
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【著書】 | ||||
現代日本子ども読書史図鑑 | 共著 | 202212 | 柊風舎 | |
子どもの読書を考える事典 | 共編者 | 202305 | 朝倉書店 | |
【MISC】 | ||||
マイケル・フォアマン――水彩で水彩で紡ぐ夢と希望 | 単著 | 202008 | 『絵本BOOKEND』 絵本学会 第17号 | 18-21 |
児童文学とジェンダーとわたし | 単著 | 202008 | 『日本児童文学』 日本児童文学者協会 第66巻 第4号 | 42-45 |
保育者養成の場から読書を考える――①保育者のたまごと読書 | 単著 | 202106 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 848 | 54-55 |
保育者養成の場から読書を考える――②保育者のたまごと「読み聞かせ」 | 単著 | 202107 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 849 | 48-49 |
保育者養成の場から読書を考える――③保育者のたまごの絵本理解 | 単著 | 202108 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 850 | 38-39 |
21世紀の英米ヤングアダルト文学——物語が持つ力と危険性 | 単著 | 202109 | 児童文学連続講座講義録「10代に手渡す物語——ヤングアダルト文学総論」 国立国会図書館国際子ども図書館 | 7-33 |
保育者養成の場から読書を考える――④保育者のたまごの絵本体験 | 単著 | 202109 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 851 | 44-45 |
保育者養成の場から読書を考える――⑤保育者のたまごへの絵本教育 | 単著 | 202110 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 852 | 58-59 |
保育者養成の場から読書を考える――⑥読書への地ならし・種蒔きを実現するために | 単著 | 202111 | 学校図書館 全国学校図書館協議会 853 | 50-51 |
テレビドラマとYA文学 | 単著 | 202203 | 開花宣言 白百合女子大学人間発達学部児童文化学科 14 | 31-37 |
オックスフォード世界児童文学百科 | 共訳 | 202305 | 原書房 | |
ジェームズ・バリの実像 | 単著 | 202305 | ミュージカル『ファインディング・ネヴァーランド』パンフレット | |
サンタクロースって必要ですか? 「人種」「社会階層」「性から考えるクリスマス」 | 単著 | 20231201 | 『日本児童文学』 日本児童文学者協会 第69巻 第6号 | 54-64 |
画家が綴るイギリス一九世紀末の子ども時代 ——E・H・シェパード著『思い出のスケッチブック』と『青春のスケッチブック』 | 単著 | 202403 | 開花宣言 白百合女子大学人間発達学部児童文化学科 16 | 17-21 |
検証・神宮輝夫と児童文学~引き継ぐべきことと乗り越えるべきこと~ | 共著 | 202503 | 白百合女子大学児童文化研究センター研究論文集 白百合女子大学児童文化研究センター 28 | 77-95 岸野あき恵、沢崎友美、西村醇子、酒井志麻、佐々木江利子、白井澄子、鈴木宏枝、若谷苑子、増田珠子、相原彩乃、佐々木裕里子、横田順子 |
「絵本のない空間」へ「絵本をおく」ということ ーヒルトン東京お台場ライブラリースペースにおける絵本展示事業を例にー | 共著 | 202503 | 白百合女子大学児童文化研究センター研究論文集 白百合女子大学児童文化研究センター 28 | 61-76 酒井志摩、若谷苑子 |
10代の読書を考えるーヤングアダルト文学と読者をつなぐー | 単著 | 202503 | 白百合女子大学児童文化研究センター研究論文集 白百合女子大学児童文化研究センター 28 | 21-39 |
【論文】 | ||||
【口頭発表】 | ||||
「21世紀のヤングアダルト文学――物語が持つ力と危険性」 | 単独 | 202011 | 令和2年度国立国会図書館国際子ども図書館児童文学連続講座 | |
性、YA文学、そして読者 | 単独 | 20211107 | 英語圏児童文学会中部支部 解散記念大会 | |
「海外児童文学の現在――「人種・民族」「階級・階層」「ジェンダー」から考える子どもの本 | 単独 | 20221 | 令和4年度国立国会図書館国際子ども図書館児童文学連続講座 | |
子どもの本における「多様性」を考える——ジェンダーを中心に | 単独 | 20230915 | 岐阜県図書館 令和5年度 児童サービス実践研修講座 | |
10代の読書を考える――ヤングアダルト文学と読者をつなぐ | 単独 | 20240214 | 鳥取県立図書館 令和5年度 児童サービス専門講座 | |
未就学児と本をつなぐー豊かな未来のために | 単独 | 202409 | ||
絵で読む『ピーター・パン』—日本における受容の観点からー | 単独 | 20241201 | 日本児童文学学会第63回研究大会 |
年月日 | 学会等名称 |
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202004 | 英語圏児童文学会 理事 |
202104 | 英語圏児童文学会 紀要編集委員(2022年度:委員長) |
202111 | 日本児童文学学会 理事 |
202112 | 厚生労働省 社会保障審議会専門委員 |
202204 | 英語圏児童文学会 理事 |
202304 | こども家庭庁 こども家庭審議会専門委員 |
202311 | 日本児童文学学会 理事 |