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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 宗教学ⅢM/Religious Studies Ⅲ(M) |
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担当教員(所属)/Instructor | 保坂 ひろみ (カトリック教育センター) |
授業科目区分/Category | 宗教学科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 火/TUE 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
<学びの体系>「芸術・文化」 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
キリスト教美術を学ぶことを通じて、より深くキリスト教を理解することを目指します。この授業では、造形表現に表された旧約聖書図像を学びます。聖書や外典などの記述から図像の内容を理解し、主に初期キリスト教時代から中世、ルネサンスに至る図像の変遷を学びます。また図像を理解するために必要な象徴表現の基礎的知識を習得します。造形作品を自分の言葉で記述し、図像学的特質を論理的に説明できるようになります。 |
授業概要 /Course description |
キリスト教の主題を扱った美術作品は数多くありますが、定型表現やモティーフに込められた象徴的な意味などの約束事を知らずには、作品を深く味わうことはできません。この授業では、旧約聖書の図像について、その内容や作品を鑑賞するうえで必要な約束事について学びます。さらに作品が制作された社会的、宗教的、文化的な背景によって、いかに主題の解釈が異なるかを学びます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 キリスト教図像学概論 第2回 天地創造1:作品観察 第3回 天地創造2:サン・マルコ大聖堂のモザイク 第4回 天地創造3:聖書テキストとの比較 第6回 天地創造5:図像起源 第7回 アダムとイブ1:サン・マルコ大聖堂のモザイク 第8回 アダムとイブ2:人間の創造 第9回 アダムとイブ3:原罪と誘惑 第10回 天地創造:作品分析の実践1 第11回 天地創造:作品分析の実践2 第12回 カインとアベル、アブラハムの物語 第13回 同主題図像作品の比較 第14回 図像学的作品研究1 第15回 図像学的作品研究2 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
主題の内容については解説しますが、典拠となる聖書の箇所をあらかじめ読んでくること。授業への積極的な参加を期待します。 この授業における予習復習時間数の平均は週に1時間程度を目安とします。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特定のテキストは使用しません。 【参考書】 授業中に紹介します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 リアクションペーパー(60%)、学期末レポート(40%)で評価します。 リアクションペーパーを毎回行い、出欠をとります。リアクションペーパーの内容は成績評価の対象とします。 【評価基準】 授業で扱ったテーマを理解し、自分の意見を述べることができる 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 リアクションペーパーは次回の授業でフィードバックを行う。また個人が特定されない形で共有する場合もある。期末レポートは解説・講評を行います。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html