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科目一覧へ戻る | 2022/09/16 現在 |
科目名/Course title | 神話の世界B/World Myths and Epics (B) |
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担当教員(所属)/Instructor | 沖田 瑞穂 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2022年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 金/FRI 3 |
対象所属/Eligible Faculty | 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
アジアの神話 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
日本とアジアの神話を知ることで、各地域の文化の特色を学ぶことを目標とする。 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応している。 |
授業概要 /Course description |
神話は、世界各地で太古から伝えられてきた、人類最古の文化の一つである。現代のわれわれにとっては、荒唐無稽で非論理的な物語のように思われるかもしれないが、ひとつひとつの神話にはそれぞれ意味があり、時に高度に論理的ですらあることを発見し、驚かされることもある。神話を知ることは、その背景にある宗教や伝統的思考を理解することにつながる。本講義では、主にアジアの神話を地域ごとに取り上げていく。適宜視聴覚資料を用いる予定である。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:神話とは何か 日本神話1 古事記概説及び他地域との比較(天地創世からオホクニヌシ) 第2回:日本の神話2 古事記概説及び他地域との比較(国譲りからウガヤフキアヘズ) 第3回:中国の神話 第4回:インドの神話1 ヴェーダの神話 第5回:インドの神話2 ヒンズー教の神話 第6回:インドの神話3 ヴィシュヌの神話 第7回:インドの神話4 シヴァの神話 第8回:インドの神話5 女神 戦闘女神、豊穣女神、王権女神 第9回:インドの神話6 神々と人間たちの物語 第10回:インドの神話7 インド神話と世界のつながり 第11回:インドネシアの神話 ハイヌウェレ型、バナナ型 第12回:ハイヌウェレ神話と日本の昔話 第13回:オセアニアの神話 白鳥処女説話など 第14回:世界の神話はなぜ似ているか 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
基本的な事柄から説明する。アジア地域の地理を頭に入れておいてほしい。予習に2時間、復習に2時間を目安として時間外学習を行うこと。 本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 沖田瑞穂『インド神話』岩波少年文庫、2020年。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 学期末のレポート100% 【評価基準】 レポート:授業内容について十分な理解のもと、自分の言葉で論述することができる。 【課題・質問に対するフィードバックの方法】 manaba courseを通じて行う。 |
備考 /Notes |
要素Ⅲ(基礎的素養) 本授業は、オンデマンド型(遠隔授業)で実施する。 |