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科目一覧へ戻る | 2021/10/30 現在 |
科目名/Course title | 身体運動の科学/Science of Exercise and Sports |
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担当教員(所属)/Instructor | 吉成 啓子 (基礎教育センター) |
授業科目区分/Category | 共通科目 |
授業形態/Type of class | 講義・実技 |
開講期/Semester | 2021年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 水/WED 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 3 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
ねらい(一般目標): ①女性の心身の特性を踏まえたスポーツ・トレーニングの理論、 およびそれに基づく具体的方法を理解する。 ②テニスの基本技術習得のための練習方法がレベル別に実演できる。 達成目標(観点別行動目標): <実技> 1.身体および身体運動に関する知識を習得する。 2.身体運動を通じて、事物の本質的理解(肌でわかる・体感する)のための基本技術を習得する。 3.身体能力の改善・向上を通じて、自己の身体の管理・操作能力を習得する。 4.生涯教育としての心身の健康教育・運動習慣の基礎作りを行う。 5.テニスの審判ができる。 6.テニスのルールの要点を解説することができる。 7.テニスが続けて行える体力を身につける。 <講義> 1.自分の体力の現状値を客観的に評価できる。 2.健康につなげるためのスポーツ科学の理論が理解できる。 3.間違った減量法を見抜くことができる。 4.過食症と拒食症の違いが理解できる。 5.骨粗鬆症の予防法が理解できる。 6.女性の心身、男性の心身の特徴が理解できる。 7.国際社会におけるスポーツの問題点を列挙できる。 8.からだとこころを全部含め、問題点を自分で見つけて自分で解決できる。 9.広い視野のもとに、現象を総合的に分析できる。 この授業はディプロマポリシーの「時代を超えて普遍的に求められる深い教養と知性、自己を発見する心を持つ自立した女性になるための基礎的な能力を身につけている」に対応しています。 |
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授業概要 /Course description |
身体運動には、スポーツ活動だけでなく、健康の維持・増進、あるいは障害予防のための運動や、日常の生活動作も含まれます。運動不足病が問題になっている現代社会において、文化的で健康な生活を送るためには、身体運動のメカニズムや生理的作用、心身両面の健康との関わり、スポーツの社会・文化的意味などについて、実際にからだを動かしながら理解しておく必要があります。 一方、女性のからだは男性とは質的・量的にも異なる特性を有しています。また、心理・思考・行動パターンにも女性の特性が見られます。そのような心身の女性の特性を理解し、その特性に即した身体運動の適切なあり方を見すえることは、女性の能力をより大きく発揮させることになるとともに、身体運動に伴う健康障害・事故の事例を減らすことにもつながります。 本コースでは、そうした観点から、講義だけでなく運動を体験する中で、女性の身体運動に関する理解を深めます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
< 前期> 第1回:ガイダンス、授業の概要、履修カード作成、「生涯スポーツとは…」 第2回:スポーツ科学への招待 第3回:筋肉とエネルギー代謝機構 第4回:前回までの振り返り 第5回:体脂肪について 第6回:骨粗鬆症と運動 第7回:摂食障害について 第8回:運動がからだに与える効果 第9回:運動・スポーツにおける男女差 第10回:スポーツ科学の表と裏 〜ドーピング〜 第11回:スポーツと政治 第12回:学生発表① 第13回:学生発表② 第14回:体力についての講義、夏季休暇中の課題説明 第15回:女性とスポーツのあゆみ <後期> 第16回:自分の体力を知る:新体力テストの理解と実践、夏期休暇中における運動実施の効果の検証 第17回体力トレーニング/基本技術の習得①:グラウンド・ストローク(トップスピン・スライスなど) 第18回:体力トレーニング/基本技術の習得②:ボレー(ハイボレー・ローボレーなど) 第19回:体力トレーニング/基本技術の習得③:サービス(フラット) 第20回:体力トレーニング/基本技術の習得④:サービス(スライス) 第21回:体力トレーニング/基本技術の習得⑤:スマッシュ、ロビング 第22回:体力トレーニング/基本技術の総復習/実技テスト(サービス)、ミニゲーム 第23回:体力トレーニング/応用技術の習得①:雁行陣でのコンビネーションプレー 第24回:体力トレーニング/応用技術の習得②:平行陣でのコンビネーションプレー 第25回:体力トレーニング/ダブルスゲームの説明および理解と実践① 第26回:体力トレーニング/ダブルスゲームの理解と実践② 第27回:体力トレーニング/タイブレイク・システムについての説明および理解と実践 第28回:体力トレーニング/基本技術の総復習 第29回:体力トレーニング/トーナメント戦 第30回:まとめ、レポート解説など |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
<前期> 1. 授業で取り扱うテーマについて事前に調べておくこと。 2. 授業時間に興味を持ったことや疑問に思ったことについて、調べたり、参考図書を読んで理解を深めること。 <後期> 雨天時も体育館でショートテニスなどを行いますので、スポーツウェアーとシューズを必ず忘れないこと。 1.日頃から健康に留意し、授業には体調の良い状態で出席すること。 2.将来の運動習慣の基礎つくりにつなげるために、授業時間以外の日々の生活のなかで体を動かすことを積極的に実践すること。 3.授業時間での疑問点、テニスのルールやなどを調べておくこと。 *各回の授業外学習時間の目安は120分程度。 *授業計画における内容は変更が生じる可能性があります。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし 必要に応じ紹介する 【参考書】 (財)日本テニス協会編『テニスルールブック 2020』.日本テニス協会,2020 來田享子編著.『女性スポーツ白書』大修館書店,2001. 松瀬学著.『五輪ボイコット』新潮社2008. 沢木耕太郎著『オリンピア 〜ナチスの森で〜』集英社,1998. 田中良子著『不滅のランナー 人見絹枝』右文書院,2018. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 <前期:講義・演習> 授業への参加意欲・貢献度:45%、レポート:20%、 口頭発表:20%、リアクションペーパー:15 %などにより総合的に評価する。 <後期:実技> 授業への参加意欲・貢献度:60%、レポート:20%、習熟度チェック:20%などにより総合的に評価する。 【評価基準】 1.女性の身体を理解することができたか。 2.スポーツ活動への関わりにおけるメリット及びデメリットを学び、生涯を通してスポーツ活動に積極的に参加する意義を理解することができたか。 3.これからの生涯を通して、自分がどのようにスポーツ活動と関わればいいのかを考えることができたか。 【課題に対するフィードバックの方法】 授業内でレポートなどに対する解説を行う。 |
備考 /Notes |
要素Ⅲ(基礎的素養) 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 *教職をとる人は必修科目となります。 教員への連絡方法 kyoshi@shirayuri.ac.jp |