シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 国語学概論Ⅰ/Principles of Japanese Linguistics Ⅰ
担当教員(所属)/Instructor 佐々木 文彦 (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 国語国文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 水/WED 2
対象所属/Eligible Faculty 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
日本語の「なぜ?」を探る【総論、音声・音韻、文字・表記】
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
この授業は、日本語を母語とする者にとって気づきにくい日本語の特徴についてさまざまな面から観察しつつ、日本語に対する知識や考え方を身につけることを目的とする。
授業概要
/Course description
日本語を母語とする者にとって、日本語を読み、書き、聞き、話すということは日常的な当たり前の行為であり、とりたてて勉強したり研究したりすべき対象とは考えにくい。「国語学」というと高校の「国語科」の続きをやるのだと思っている人もいるようである。
しかし、「は」と書いてhaと読んだりwaと読んだりするのはなぜか?「かなり」と「だいぶ」はどう違うのか?などの素朴な疑問を投げかけられると、なかなか答えられない。そういうことは「国語科」ではやらなかったはずである。
この授業では、日本語をさまざまな面から観察しつつ、日本語の母語話者には気づきにくい問題を考える。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
1)日本語のなぜ(1)
2)日本語のなぜ(2)
3)日本語と日本語学
4)日本語の系統
5)音声と音韻
6)音節と音節構造
7)アクセント・イントネーション
8)文字とは
9)漢字
10)仮名
11)ローマ字
12)授受表現
13)待遇表現(敬語)(1)
14)待遇表現(敬語)(2)
15)まとめ(試験)
準備学習・履修上の注意
/Notices
事前学習:毎回の授業について、事前にシラバスで授業内容を確認し、疑問点を整理する。
事後学習:毎回の授業の振り返りを行い、事後課題がある場合は期限内に提出する。
事前学習・事後学習あわせて4時間程度を目安とする。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
沖森・木村・陳・山本.『図解日本語』.三省堂,2006

【参考書/Reference books】
授業中に指示する。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業内で出される小レポートなどの課題提出(50%)およびまとめの試験(50%)
【評価基準】
小レポートなどの課題提出:課題に対して必要な調査がなされ、調べたことに基づいて明確な結論が述べられている。
まとめの試験:各設問に対して、授業で調べたり考えたりしたことに基づいて解答することができる。
【評価のフィードバック】
manabaを通じて課題に対してフィードバックする。
テストは採点後返却する。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション)、グループワークを取り入れている】
授業中で話題になった事柄についてグループでディスカッションし、クラス内で情報共有を行う。可能であればZoomでグループディスカッションを行う。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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