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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title テーマ別研究Ⅲ/Introduction to Thesis Writing Ⅲ
担当教員(所属)/Instructor 川瀬 卓 (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 国語国文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 金/FRI 4
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
日本語研究の方法論(基礎編)
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 「テーマ別研究Ⅲ」は、3年次「テーマ別研究Ⅰ・Ⅱ」に引き続き、国語国文学科の学びの諸領域の中から、自分の興味・関心によって選択したテーマを深く掘り下げる、専門性の高い演習科目です。卒業論文完成につながる研究を実践します。
 達成目標は次のとおりです。

・3年次よりもさらに高いレベルで、日本語の実態を観察・記述する方法を自分のものとする。
授業概要
/Course description
 入門的なもの、解説的なものを中心に、日本語研究のさまざまな論文を読み、どのような現象が問題となるのか、それを明らかにするためにどのような資料があるのか、どのような分析の観点があるのか等を学びます。また、あわせて、資料調査やコーパスを用いた検証なども行い、どのようにデータを集め、分析するのかということも実践的に学びたいと思います。適宜、大木一夫編(2019)や田中草大(2022)も参照します。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス
第2回:論文の読み方
第3回:参考文献の探し方
第4回:学生の発表と討論(1)
第5回:学生の発表と討論(2)
第6回:学生の発表と討論(3)
第7回:学生の発表と討論(4)
第8回:学生の発表と討論(5)
第9回:学生の発表と討論(6)
第10回:学生の発表と討論(7)
第11回:学生の発表と討論(8)
第12回:学生の発表と討論(9)
第13回:学生の発表と討論(10)
第14回:学生の発表と討論(11)
第15回:レポートピアレビュー、まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
(予習)演習担当者は入念に準備を行ってください。見やすく、要点を押さえた演習資料を作成してください。担当者以外の受講生は該当箇所をあらかじめ読み、語句の下調べを行って内容を理解しておくとともに、問題となりそうな箇所を考えておいてください。
(復習)授業で話題となった事象について、関連文献を調べて理解を深めてください。

予習、復習は平均して各回4時間程度かかると見込まれます。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
大木一夫編.『ガイドブック日本語史調査法』ひつじ書房, 2019
田中草大.『#卒論修論一口指南』文学通信, 2022

【参考書】
大木一夫.『ガイドブック日本語史』ひつじ書房, 2013
その他、授業時に随時紹介します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
演習発表・参加度(50%)、期末レポート(50%)

【評価基準】
総合評価60%が単位認定の最低基準です。
演習発表:内容を的確に押さえているか、興味深い問題を提示できているか、わかりやすく説明できているか。
参加度:積極的に質疑応答へ参加しているか、的確な質問や意見になっているかどうか。
期末レポートは研究課題に対する論証が妥当であるか、構成が練られているか、わかりやすい文章になっているか。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
発表についてはその場でコメントし、必要に応じて面談も行います。期末レポートについては後日メールでコメントします。
備考
/Notes
この授業には次の要素を取り入れています。
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
課題解決型学習の授業です。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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