科目名／Course title	国語学演習ＢⅠ／Japanese Linguistics (B) Ⅰ (Seminar)
担当教員（所属）／Instructor	木村　一 (文学部国語国文学科)
授業科目区分／Category	国語国文学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2024年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	月/MON　3
対象所属／Eligible Faculty	文学部国語国文学科／Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature
対象学年／Eligible grade	2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	文明開化の日本語―語彙を考える―
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	19世紀の日本語研究資料（文法書・辞書・会話書など）を参照しながら、当時のことば（古典語の要素を含む）について、音声・音韻、文字・表記、語彙・意味、文法、文章・文体などから多面的に調べ、考える。あわせて関連資料との比較検討を行う。具体的には同時代の資料を軸として進める。特に語彙について考えることとしたい。 様々な資料を活用することで、該当文献資料を国語学的に整理、調査、考察することを目標とする。 ・国語学的事象に対して、適切な説明・対応ができる。 ・発表内容に対して国語学的見解から討議できる。 ・学習内容を自身の関心あるテーマに応用できる。
授業概要 ／Course description	数回にわたり、演習の進め方、演習担当者の決定、関連資料の利用方法などの説明を行う。その後、発表と質疑応答を中心に授業を進める。なお、必要に応じて、プリントなどの資料を配布して、受講者による調査・作業も行う予定である。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第１回：前期導入 第２回：文明開化と日本語1（文明とのかかわり） 第３回：文明開化と日本話2（文化とのかかわり） 第４回：文明開化と日本語3（国内とのかかわり） 第５回：文明開化と日本話4（国外とのかかわり） 第６回：演習の割り振り 第７回：資料作成の方法 第８回：発表・討議1 （音声・音韻） 第９回：発表・討議2（文字・表記） 第１０回：発表・討議3（語彙・意味） 第１１回：発表・討議4（文法） 第１２回：発表・討議5（文章・文体） 第１３回：発表・討議6（句読法） 第１４回：まとめ1（前期の各自の発表を振り返って） 第１５回：まとめ2（前期の授業を振り返って）
準備学習・履修上の注意 ／Notices	本授業の予習・復習にはおおむね４時間を想定しています。 【授業外学修の内容】 事前：事前に配布された資料や参考書などで，内容を確認し授業にのぞむ。2時間程度を要すること。 事後：授業で話題や質疑としてあがった点を各自調べ，レポートに備える。2時間程度を要すること。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 プリントを配布する。 【参考書】 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 発表資料（40%）、質疑応答等の授業への参加状況（30%）、レポート等（30%）を総合的に評価する。レポートについては最終回に提出。 【評価基準】 「授業のねらいと達成目標」の達成状況に応じて判断する。 「発表資料」については，授業内での留意事項，また必要な資料の確認などを行った上での考察ができている。 「質疑応答等の授業への参加状況」については，俯瞰的な視点，また細部をとらえた見解など，多面的に関心を持っている。 「レポート」については，各発表を総合的に理解した上で，自身のテーマとして消化し展開できている。 【課題に対するフィードバックの方法】 内容に応じて、解説・コメントを行う。
備考 ／Notes	なし

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html