シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 国語国文学特講(表現学)Ⅰ/Creative Japanese Writing (Specialized Lecture) Ⅰ
担当教員(所属)/Instructor 三浦 則子 (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 国語国文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 水/WED 2
対象所属/Eligible Faculty 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
読む・書く・話す
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 この授業は、日本語の表現力(読む・書く・話すの三方面)のうち、「書く」と「話す」に重点を置いて進めていきます。
「書く」では、国語国文学会が主催し、発行している「神無月」という冊子に投稿する原稿を作成することで、書く力を伸ばしていきます。個人が執筆した作品だけでなく、数人のグループで1つの作品を作成するといったことにもチャレンジしましょう。「話す」では、与えられたテーマについて、3分間程度のスピーチを行い、話す力、説明する力を身につけます。
 講義形式で知識を確認しながら進めていく形態と、履修者の皆さんがアクティブに話し合って作品を形作っていく形態の授業があり、双方の活動を通して、日本語表現力の向上を目指します。数年に渡ったコロナ禍を経て、そろそろ横の繋がりを増やしてみませんか。
授業概要
/Course description
「書く」は、課題を提出して終わりになるのではありません。フィードバックしますので、それを参考にしながら、「神無月」への投稿作品の原稿を作成していきましょう。まずは、「神無月」にどのような作品が掲載されてきたのかを調べるところから始め、自分が表現したいジャンルを選んでもらいます。たとえばそれは、短歌や小説の創作かもしれませんし、テーマに沿った作文、絵やイラストを多く用いた広告のような作品かもしれません。そして、数人のグループを作って1つの作品を作成することにもチャレンジしていきます。
「話す」は、5人程度のグループで次々に話し合う形態です。人前でプレゼンテーションを行う形式ではありません。
 授業形態は、一方的な講義形式ではなく、受講生とのやり取りを通した参加型形式となることが多いです。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
前期
第1回 導入、語彙力チェック
第2回 敬語・敬意表現1―基礎の確認
第3回 敬語・敬意表現2―応用問題
第4回 話す:3分間スピーチ(テーマ:いま私が夢中になっているもの・こと)
第5回 書く:スピーチしたものを文章化する
第6回 文章校正(添削の返却)
第7回 「神無月」研究
第8回 短歌の創作
第9回 話す:3分間スピーチ(テーマ:私の推薦する本・映画等)
第10回 「神無月」投稿作品の原稿作成1(グループ分け・作品制作の話し合い)
第11回 「神無月」投稿作品の原稿作成2(グループによるテーマ決定・作品制作)
第12回 「神無月」投稿作品の原稿作成3(グループによる作品制作)
第13回 「神無月」投稿作品の原稿作成4(グループによる作品編集と完成)
第14回 話す:3分間スピーチ(仮テーマ:時事問題)
第15回 前期のまとめ

※ 履修人数の多寡等によって、授業形態・スケジュールを一部変更することがあります。
準備学習・履修上の注意
/Notices
【授業外学修の内容】
予習・復習、課題への取り組みには個人差がありますが、概ね4時間程度かかると想定されます。

【準備学習】
シラバスを確認し、「神無月」に書きたいネタをいくつかメモしておくといいでしょう。具体的には以下の通りです。
・新聞や雑誌に掲載された書評などを積極的に読む。
・図書館の学生選書(年度を問わない)の中から、気になる本を借りて読んでおく(多くの分野に興味を広げる)。
・文芸に関わる活動への参加、映画・美術鑑賞、旅行など、見聞を広めた経験を書き留めておく。

【履修上の注意】
「神無月」への作品掲載は、本講義を履修するための必須条件ではありません(掲載する際には個人名ではなく、ペンネームの使用も可です)。ただし、掲載を希望しない場合でも、個人・グループによる課題作品の作成と編集には積極的に関わる必要があります。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
「指定なし」
・適宜プリントを配布します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
・授業への参加と課題への取り組み(80%)、小テスト(20%)
・小テストは、事前に配布したプリント問題から出題します。

【評価基準】
・授業計画で示した課題への取り組み・積極性・能力・理解度などから総合的に判定します。
・具体的には、「書く」課題の原稿作成が提出されているか、「話す」課題・グループ活動において積極的に参加しているか、などです。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
・授業時に返却します。そのほか、manabacourseを使用する場合もあります。
備考
/Notes
・この授業は、課題解決型学習(原稿作成)、グループワークを取り入れています。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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