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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 国語国文学特講(民俗学)Ⅰ/Folklore of Japan (Specialized Lecture) Ⅰ
担当教員(所属)/Instructor 山崎 祐子 (文学部国語国文学科)
授業科目区分/Category 国語国文学科専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 火/TUE 2
対象所属/Eligible Faculty 文学部国語国文学科/Faculty of Liberal Arts Department of Japanese Language and Literature,文学部フランス語フランス文学科/Faculty of Liberal Arts Department of French Language and Literature,文学部英語英文学科/Faculty of Liberal Arts Department of English Language and Literature,人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
民間信仰と口承文芸
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
民俗学を初めて学ぶ学生を対象とし、身近な問題を民俗学の視点で読み解き、民俗学の広さ、深さ、面白さを知ってもらう。基本的な民俗語彙、学術語彙を説明できるようになることを目標とする。
授業概要
/Course description
日常生活に溶け込んでいる当たり前の事柄や少し不思議だと思われることを民俗学の視点で読み解き、私たちの祖先が伝えたいメッセージを読み取る。アニメやゲームの世界では馴染みのある「異界」「境界」という言葉を民俗学の視点でとらえ、そこから何が見えてくるのかを考えてみる。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:ガイダンス
第2回:日常生活(民家の見方)
第3回:日常生活(自給自足の暮らし)
第4回:日常生活(食生活)
第5回:『遠野物語』をめぐって
第6回:出産と産神の昔話
第7回:葬儀と供養の民俗
第8回:祈願と呪い
第9回:口承文芸(ことわざ、謎々、昔話ほか)
第10回:口承文芸(昔話の異界)
第11回:口承文芸(柳田国男の『妖怪談義』をめぐって)
第12回:口承文芸(都市開発と怪談、番超皿屋敷ほか)
第13回:口承文芸(都市伝説、学校の怪談)
第14回:異界をのぞく(狐の窓、多摩ニュータウンの狐話)
第15回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。
授業において指示した課題を行うこと。
基本的な学術語彙について、専門の事典をひいて確認する。

各回の授業外習時間(予習・復習)は、4時間程度かかると想定している。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
教科書は使用せず、毎回、プリントを配布する

【参考書】
テーマまごとに授業時に説明する。考書】
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
平常点(リアクションペーパ-)、レポート
平常点50パーセント、レポート50パーセントとし、総合的に評価する。

【評価基準】
平常点は、リアクションペーパーの内容が授業で扱ったテーマを理解しているかどうかを評価のポイントとする。
レポートは、授業時に、テーマ設定、書き方を説明する。その説明をふまえて書いているかどうかを評価のポイントとする。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
レポートの講評は授業時に行う。リアクションペーパーは、授業の途中で問題を出し、それを提出させることもある。授業の冒頭で前回の復習をするので、そのときに、前回のリアクションペーパーの内容を取り上げる。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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