シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/04/16 現在

科目名/Course title 1年次演習/Seminar(first year)
担当教員(所属)/Instructor 白井 恵一 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2020年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 木/THU 4
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 4
副題
/SubTitle
フランス語圏の基礎知識およびアカデミック・スキルの基礎演習
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
1年生を対象とするこの授業の目的は次の2つです。
(1) フランス(およびフランス語圏)の地理、歴史、社会、文化について基礎的な事項を学習し、これらの国、地域に対する理解と関心を深めること。
(2) 上記の問題に関連する、単独あるいはグループによる口頭発表やレポートの作成をおこない、テーマの見つけ方、文献や資料の調べ方、分かりやすく説得力のあるプレゼンテーションの仕方を身につけること。
この授業は、ディプロマ・ポリシーの「専攻する言語や文学、文化について、特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」と「異文化と自文化とを見渡す豊かな教養をもとに、多様な人々と協同し、対話する能力を身につけている」に対応しています。
授業概要
/Course description
授業は、教員による講義(口頭発表・レポート作成についての技術、フランスの地理・歴史の概要など)と、学生による発表を組み合わせたものになります。特定のテーマについての文献講読、解説、討論を行うこともあります。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:導入
第2回:ヨーロッパの中のフランス
第3回:フランスの地理(地形、気候)
第4回:フランスの地理(地形、気候)
第5回:フランスの地理(諸地方、都市)
第6回:フランスの地理(諸地方、都市)
第7回:フランスの地理(海外領土など)
第8回:フランス史(先史時代、ローマ属州期など)
第9回:(ゲルマン民族ガリア侵入とフランク王国の成立)
第10回:(ゲルマン民族ガリア侵入とフランク王国の成立)
第11回:(カロリング朝、カロリング帝国の成立と分裂―8、9、10世紀)
第12回:(カロリング朝、カロリング帝国の成立と分裂―8、9、10世紀)
第13回:(カペー朝―11、12、13世紀)
第14回:(カペー朝―11、12、13世紀)
第15回:まとめ、試験
第16回:(ヴァロワ朝[前半]―14、15世紀)
第17回:(ヴァロワ朝[前半]―14、15世紀)
第18回:(ヴァロワ朝[後半]、ブルボン朝[前半]―16、17世紀)
第19回:(ヴァロワ朝[後半]、ブルボン朝[前半]―16、17世紀)
第20回:(ブルボン朝[後半]―18世紀)
第21回:(ブルボン朝[後半]―18世紀)
第22回:(フランス革命、ナポレオン)
第23回:(フランス革命、ナポレオン)
第24回:(19世紀のフランス)
第25回:(19世紀のフランス)
第26回:(第三共和制成立、第一次世界大戦へ)
第27回:(第二次世界大戦へ)
第28回:(第二次世界大戦へ)
第29回:(大戦後のフランス、第四、第五共和制)
第30回:まとめ、試験
以上はすべてのクラスで最低限学ぶ内容であり、この他にも各担当教員と受講学生の個性や関心に応じて、フランス(およびフランス語圏)の社会や文化に関わるさまざまなテーマが、講義や発表の対象となります(例:ヨーロッパ連合とフランス、フランスの教育制度、フランスの移民問題、フランスの文学、美術、音楽、映画などの分野の特定の事項)。
準備学習・履修上の注意
/Notices
口頭発表やレポートを課されたときは、十分な時間をかけて準備してください。ハンドアウト(レジュメなど)のコピーやプレゼンテーションの機材については、予め担当教員と相談すること。各授業の準備や復習時間の目安は3時間ほどです。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
以下の教材の他、プリント配布。テキスト等を使用する場合は、その都度指示します。
朝比奈美知子他編『フランス文化55のキーワード』ミネルヴァ書房.

【参考書】
新倉俊一他編『事典―現代のフランス』大修館書店.
柴田三千雄『フランス史10講』岩波新書.
柴田三千雄他編『世界歴史大系フランス史』山川出版社、全3巻.
小田中直樹『フランス7つの謎』文春新書.
佐々木真『図説フランスの歴史』河出書房新社、2011年.
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業に対する取り組み方、口頭発表やレポート作成に対する取り組み方、それらの内容の充実度と形式の完成度、平常試験・期末試験の成績を考慮しながら、総合的に評価します。

【評価基準】
フランス語フランス文学科の学生として、専門的な学習を行うに十分の基礎的知識、ならびに調査や口頭・レポート発表をするうえでの技術の習得がなされているかを基準とします。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

科目一覧へ戻る