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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 専門演習Ⅰ(4年)/Reading French Texts (I) |
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担当教員(所属)/Instructor | 市川 裕史 (文学部フランス語フランス文学科) , 池田 潤 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | フランス語フランス文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 通年/ONE-YEAR |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 4年 |
単位数/Credits | 4 |
副題 /SubTitle |
<前期>フランス語のニュースサイト 1jour1actu の講読。 <後期>セギュール伯爵夫人《フルールヴィル3部作》を読む。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
フランス語表現の物語を早く正確に、そして何よりも楽しく読めるよう、語彙力アップを目指す。また、正しく書き取れる能力や明瞭に音読できる能力の向上にも留意する。ディプロマ・ポリシーの中の「言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」に対応する。 |
授業概要 /Course description |
<前期> 子ども向けニュースとはいえ、きちんとしたフランス語で書かれた文章を読み、日本語に訳すことで、読解力の向上に加えてフランスのアクチュアリティにふれることをめざす。 <後期> フランス語表現文学には面白い物語がたくさんあるが、良い翻訳が容易に入手できるものは必ずしも多くないし、原文で読んでこそ本当に面白いかどうか判断できる。今年度は、読解コーナーで19世紀フランス少女文学の傑作、セギュール伯爵夫人《フルールヴィル3部作》をところどころ読む。第1週:ディクテ+音読練習+読解、第2週:ディクテ+音読テスト+読解、第3週:ディクテ+たくさん読解、という3週1ターンとする。ディクテ・コーナーでは引用句や金言の書き取りをする。ZoomとCampus Squareを使って遠隔授業としておこなう。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
<前期> 第1回:フランス語ニュース読解 第2回:フランス語ニュース読解② 第3回:フランス語ニュース読解③ 第4回:フランス語ニュース読解④ 第5回:フランス語ニュース読解⑤ 第6回:フランス語ニュース読解⑥ 第7回:フランス語ニュース読解⑦ 第8回:フランス語ニュースを自分で探す① 第9回:フランス語ニュースを自分で探す② 第10回:自分で探したニュースの読解① 第11回:自分で探したニュースの読解② 第12回:自分で探したニュースへのコメント・プレゼン① 第13回:自分で探したニュースへのコメント・プレゼン② ※前期はこれに加え、授業に相当する2 回の課題提出を別途求めます。 補習①:ニュースのリスニング① 補習②:ニュースのリスニング② <後期> 第16回:ディクテ①、音読練習①、読解① 第17回:ディクテ②、音読テスト②、読解② 第18回:ディクテ③、読解③ 第19回:ディクテ④、音読練習②、読解④ 第20回:ディクテ⑤、音読テスト②、読解⑤ 第21回:ディクテ⑥、読解⑥ 第22回:ディクテ⑦、音読練習③、読解⑦ 第23回:ディクテ⑧、音読テスト③、読解⑧ 第24回:ディクテ⑨、読解⑨ 第25回:ディクテ⑩、音読練習④、読解⑩ 第26回:ディクテ⑪、音読テスト④、読解⑪ 第27回:ディクテ⑫、読解⑫ 第28回:ディクテ⑬、音読練習⑤、読解⑬ 第29回:ディクテ⑭、音読テスト⑤、読解⑭ 第30回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
<前期> フランス語力に加え、「これを今の時事問題として日本語でどういうか」を考えるための知識と思考力が必要となる。日本語のニュースにも触れておくことがのぞましい。 <後期> 各回の予習復習に平均4時間必要。読解コーナーの予習として試訳をノートに書いておき授業で指名されたらすぐに言えるようにしておく。語彙と例文の豊富な仏和辞典(『ロワイヤル仏和中辞典』や『小学館ロベール仏和大辞典』)を使いこなす必要がある。音読テストは綴りと音の規則に習熟したうえで明瞭に読めるようよく練習しておく。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】【参考書】 <前期>読解するテクストは毎回指示する。 <後期>読解するテクストはCampus Squareに掲載する(各自プリントアウトすることが望ましい)。参考文献は必要に応じて教場で指示する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】【評価基準】 <前期>毎回の課題の提出状況により評価する。 <後期>3回ごとの音読テスト40%+期末レポート60%。総合評価で60%以上を合格とする。期末レポートは(予習復習を含め)読解コーナーでどれだけ読解力を高められたかがポイントであり、各自知性と辞書を使って訳せ。自動翻訳はコピペと見なす。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 <前期>毎回の課題に添削をして返却する。 <後期>音読テストコーナーでは必要に応じて各自の音読スキルの問題点を指摘する。 |
備考 /Notes |
前期授業は 主にCampus Square等を利用した遠隔授業として実施します。 後期はZoomとCampus Squareを使って遠隔授業としておこなう。インターネットを信用するな。 |