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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 専門ゼミⅡ/Seminar (third and fourth years) Ⅱ
担当教員(所属)/Instructor 海老根 龍介 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
作品分析とリライト・アダプテーション
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
 「専門ゼミI」で学んだことを基盤に、「リライト(書き換え)」や「ジャンル」という要素に焦点を当てながら、芸術作品の分析を実践することを目指します。ある作品が書き換えられるとはどういうことなのか、ジャンルをまたいだ書き換えであった場合(「アダプテーション」といいます)、そこで何が変わり何が変わらないのかを、学生による発表と意見交換を中心にしながらさまざまな角度から検討します。一人ひとり別々のテーマを扱うため、やや抽象的な言い方になりますが、資料の有無や論証か可能であるか等の検討を行いながら、自分の力で適切な研究テーマを設定すること、資料の探索と必要な手つづきにもとづいて論理的な検討を行て結論を導き、口頭発表ならびにレポートに結実させることが目標です。
授業概要
/Course description
 「専門ゼミI」で学んだ事柄を踏まえながら、リライトまたはアダプテーションというテーマで、2つ以上の作品に関連する個人発表が課されます。指定されているテーマが広い分、テーマ設定から自分で行う必要があります。レポートの提出も必須です。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:「専門ゼミI」のレポート講評
第17回:研究発表に向けての注意(1):配布資料について
第18回:研究発表に向けての注意(2):レポートと口頭発表
第19回:学生の研究発表とディスカッション(1)
第20回:学生の研究発表とディスカッション(2)
第21回:学生の研究発表とディスカッション(3)
第22回:学生の研究発表とディスカッション(4)
第23回:学生の研究発表とディスカッション(5)
第24回:学生の研究発表とディスカッション(6)
第25回:学生の研究発表とディスカッション(7)
第26回:学生の研究発表とディスカッション(8)
第27回:学生の研究発表とディスカッション(9)
第28回:学生の研究発表とディスカッション(10)
第29回:卒論執筆者による成果発表
第30回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
 各自ペースを守って自分の研究を進めてください。他の学生の発表テーマは事前に伝えるので、扱う作品に関する最低限の予備知識を頭に入れて参加すること。発表に関するコメントが必須となります。4時間を各授業の準備・復習時間の目安とします。 
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
 
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
なし

【参考書】
「専門ゼミI」に続き、少々骨のある以下の書物は頻繁に参照する予定です。
リンダ・ハッチオン (片渕悦久他訳)『アダプテーションの理論』 晃洋書房 2012
小川公代・吉村和明(編)『文学とアダプテーション II』春風社 2021
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
前平常点(30%)、発表(30%)、最終レポート(40%)で評価します。ただし卒業論文執筆者は発表は自分の研究について行い、卒業論文提出をもってレポート提出に変えます。評価の割合は以上の通りですが、求められた発表を行わない、あるいはレポートまたは卒論を提出しない場合には、他の要素の出来如何にかかわらず、単位取得はできません。

【評価基準】
レポート・発表ともに、適切な問題設定ができているか、資料の探索は十分か、使い方は適切か、分析は論理的か、導かれた結論は妥当かを評価します。平常点については、積極的に議論に参加し、適切な質問やコメントができているかを見ます。

【課題に対するフィードバックの方法】
発表や発言については授業内でコメントします。提出物に関しては、Manabacourseを活用し、コメントします。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【ICT を活用した双方向型授業を取り入れている】(授業内ディスカッションには、Manabacourseのレスポンの機能を使用します)

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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