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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/10/30 現在

科目名/Course title 専門ゼミ/Seminar (third and fourth years)
担当教員(所属)/Instructor 西村 亜子 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category フランス語フランス文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2021年度/Academic Year  通年/ONE-YEAR
開講曜限/Class period 月/MON 3
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 4
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
このゼミでは「Art de vivre」という“視点”から、フランスやフランス語圏の人々を研究することによって、文学作品・文化の分析方法といった研究手法の導入と発表方法(または「伝達方法」)を身につけることを第一の目的とする。受講者は比較研究対象として「日本」と「日本文学作品」あるいは「日本文化」を取り上げ、ゼミで発表を行うことによって、「“自分たち”の日仏/多文化比較の在り方」と「継承方法」を認識することを第二の目的とする。
この授業はディプロマ・ポリシー中の「深い教養と知性を身につけている」と「文学、文化について専門的な知見を身につける」に対応している。
授業概要
/Course description
*2021年度は特別プログラムになります。
*卒業論文指導は個別に指導いたします。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:
・ガイダンス:授業内容の説明・注意点
ール等)
/Class schedule 第1回:ガイダンス:授業の内容・発表の方法と注意点について
第2回:16世紀のフランス宮廷(1):衣服・メイク・宝飾品の役割
第3回:16世紀のフランス宮廷(2):住居環境と家具、その社会的役割
第4回:17世紀のフランス宮廷(1):表現としての装い(1)
第5回:17世紀のフランス宮廷(2):庭園・住居環境と家具、その社会的役割
第6回:18世紀のフランス宮廷とフランス革命(1):デザイナー登場・“流行”の価値
第7回:18世紀のフランス宮廷とフランス革命(2):装いの社会的役割
第8回:19世紀のフランス(1):ラ・ベル・エポック
第9回:19世紀のフランス(2):世界大戦と女性解放(ポール・ポワレとガブリエル・シャネル)
第10回:20世紀(1):レ・ザネ・フォールと女性解放
第11回:20世紀(2):女性解放
第12回:20世紀(3):デザイナーとその哲学
第13回:総括:人はなぜ装うのか
第14回・第15回:課題
第15回:ガイダンス:授業の内容・発表の方法と注意点について
第16回:フランスの地理と農業:Agropolitique
第17回:フランス革命前とフランス革命後の「食」の変化(perspective)
第18回:『偉大なる世紀』の食:17世紀のフランス宮廷料理
第19回:権力と豊かさの象徴としての食:LouisXⅣ世の食生活を例に
第20回:Grand festin からSouperへ:貴族のたしなみとしての食
第21回:フランス革命による「料理界革命」
第22回:“外交官より料理人を送れ”:食による外交戦略
第23回:Entremets
第24回:調理場の歴史:暗黒時代から衛生重視の時代へ
第25回:料理人史:Guillaume TirelからPierre Gagnaireまで
第26回:庶民(ブルジョワ)のテーブルと貴族のテーブル:テーブルデコレーション、マナー
第27回:テロワールと初の世界文化遺産に認定された‟フランス人のGastronomie”
第28回:総括:食とHospitalitéーハラル、カシェール、ヴェジェタリアン、ビーガン/ Végétarien par conviction
第29回:学生による発表
第30回:総括
準備学習・履修上の注意
/Notices
・社会状況・受講者の興味等によって講義内容が変更する場合があります。
・発表の準備にはハンドアウトを用意のこと:コピー室には十分な余裕をもって提出のこと
・テーマの選択については予め教員に相談のこと
・配布資料は必ず既読して授業にくること
・参考図書は授業毎に教室で公開するので欠席者は注意すること
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
【参考書】
参考図書は授業時に知らせる
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
口頭発表(30%)、 授業への参加度(20%)、リアクションペーパー(10%)、
レポート(40%)

【評価基準】
・口頭発表、リアクションペーパー、レポート、すべて授業で学んだ手法が取り入れられ、反映されていること。特にリアクションペーパーとレポートにおいては、「感想文」は不可とするので留意されたい。
備考
/Notes
・発表(プレゼンテーション)は、常に参加者たちの質疑応答を伴うものとする。
・当該ゼミにおいては、発表の場でのルール(マナー)があり、それが徹底される:詳しいことは授業時に知らせる。
・年に2~3回、フィールドワークを行うが、通常のゼミの時間ではない場合もあるので、ご了承いただきたい。なお全フィールドワークに参加できなくとも、事前の申し出があれば調整は可能であるので、くれぐれも「無断欠席・事後報告」だけは避けられたい。

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