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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 3年セミナーⅠ/Junior Seminar Ⅰ |
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担当教員(所属)/Instructor | 粂井 輝子 (文学部英語英文学科) |
授業科目区分/Category | 英語英文学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 前期/SPRING |
開講曜限/Class period | 水/WED 3 |
対象所属/Eligible Faculty | |
対象学年/Eligible grade | 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 1 |
副題 /SubTitle |
アメリカ大衆文化の虚像と実像 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は、ディプロマポリシーのなかの、「専攻する言語や文学、文化について特定の問題を掘り下げ、自ら調査、研究して考えをまとめることができる」に対応しています。入門セミナーで学んだ基本を確認し、さらに学術論文や種々の報告書を作成するための技法のレベルアップを図ります。前期は、後期に書くセミナーペーパーに向けて、自分の興味が何であるかを発見し、その興味を学問的探究へと深めることを目的とします。「学術論文」を書くためには、そのテーマに限られた専門知識だけではなく、テーマをさまざまな角度から検討し、また自分の意見を客観的に批判検討するために、幅広い視野と知識が必要です。そのために、セミナー全員で毎回一つの課題に取り組みます。遠隔授業のため、通常のセミナーのようなディスカッションは行えません。そこで、発表者の報告に対するコメントを提出する形で内容理解を深め、かつ文章力を高めることを主眼とします。最初は、充分やってみたつもりでも、コメントに準備不足を痛感するかもしれません。失敗を重ねることで、いかに準備するか、どのような質問やコメントがあるか、予想する力も増し、準備がうまくできるようになるでしょう。 この授業では、実際の番組と、テキストの内容を比較検討することを通して、メディア情報に対する批判力を養うこともめざしています。さらに、効果的なテーマの設定、資料の収集、分析、論文構成について、テキストの技法から学びます。こうした作業を通じて、発信力、リサーチ力の向上をめざします。 |
授業概要 /Course description |
本年度の3年セミナーI(アメリカ文化)では、「大衆文化」をキーワードに、人気テレビ番組や映画を題材に、アメリカ大衆文化の「虚像」と「実像」について、考察します。 今年度は、アメリカの人気テレビ番組を解説し、実社会とのずれを論じたテキストを用います。授業では毎回一章ずつ進みます。テキストでは、書かれている内容を確認し、テーマの設定、資料の収集、分析、論の構成がどのようになっているか検討します。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:導入 第2回:Food 第3回:Lifeguard 第4回:Cowboy 第5回:Police Chief 第6回:Gun Owner 第7回:Doctor 第8回:Teenager 第9回:Lawyer 第10回:Musicians 第11回:Immigrant Family 第12回:Wind Farmer 第13回:Psychologist 第14回:課題1上記の項目のうち一つを選び、日本との比較を行う(1000字) 第15回:課題2この1年間で観たアメリカ映画(演劇、文学作品)の批評(1000字) |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
この授業で扱う内容は、アメリカの人気番組や映画ですから、インターネットに情報が満載しています。ぜひ、短時間であっても、実際の番組を見てください。テキストの内容と番組に関して、全員が把握していることを前提に授業が進められます。テキストと番組の理解を深め、後期にむかって、セミナーペーパーの素材となるような問題を掘り出すことが望まれます。 各授業における予習復習時間数の平均は1時間程度と想定。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 A Ferguson ed. Pop Culture vs Real America 教科書の情報は授業一回目に掲示します。 【参考書】 受講生の関心に応じて助言します。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 報告13回分60%、課題2回分40% 【評価基準】 報告では要約の正確さと問題提起力、コメントでは独自の発想力、課題では問題を堀り下げ、調べ、発信する力が評価されます |
備考 /Notes |
当初はcampus squareを用いて遠隔授業を行いますが、google classroom やmanaba folioも適宜使う予定です。 |