科目名／Course title	特別演習Ⅱ／Senior Seminar Ⅱ
担当教員（所属）／Instructor	土井　良子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分／Category	英語英文学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2024年度／Academic Year 　後期／AUTUMN
開講曜限／Class period	金/FRI　2
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	4年
単位数／Credits	1

副題 ／SubTitle	イギリス文化・文学について卒業論文を完成させる（２）
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	この演習では、イギリスの文化・文学を題材に卒業論文を書き進め、完成させることを目的とします。前期に完成したアウトラインに肉付けをし、説得力のある論文にまとめていきます。10月初〜半ばまでにまず論文の初稿を作成して中間発表会を行います。そしてその後の討論を通じて修正や補足を重ねながら、より質の良い論文の完成をめざします。
授業概要 ／Course description	４年間学んできたことの集大成として、関心を持った作家や芸術作品(文学･映像･美術など）、あるいは文化的事例や風習などを独自の着眼点から分析し、それに基づいた意見を説得力のある論理的文章にまとめていきます。授業では文献の探し方・読み方、論旨のまとめ方、論文作成のルールなどを学びます。 　前期及び夏休み中に進めた研究について、引き続き調査を進めると共に原稿を作成します。毎回の授業で進行状況を報告して発表のスキルを磨くとともに、作成中の原稿への質疑応答や意見交換をすることで改善点を発見します。教員や授業参加者のコメント･アドバイスを聞いて、次の授業までに補足や修正をしながら論文のブラッシュアップしていきます。 　また、提出後は口頭試問に向けて自分の論文を読み直し、補強できる点や修正すべき点を見つけて対策を練ります。 　作品や研究テーマに真摯に向き合い、自分の考えを客観的に整理して、読み手に納得してもらえるだけの説得力を持たせる作業は決して楽ではありません。しかし時間をかけてじっくり取り組むことで、社会に出てから役に立つ論理的思考力と文章力とが必ず身に着くと思います。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第１回　文献調査・本文執筆(序論） 第２回　文献調査・本文発表（第１章） 第３回　文献調査・本文執筆（第２章） 第４回　文献調査・本文執筆（第３章）、結論 第５回　中間発表会・討論 第６回　推敲(序論） 第７回　推敲・追加調査（第１章） 第８回　推敲・追加調査（第２章） 第９回　推敲・追加調査（第３章） 第１０回　推敲（結論） 第１１回　推敲・清書（本文） 第１２回　推敲・清書（目次、脚注、参考文献表、英文サマリー） 第１３回　確認と口頭試問対策 第１４回　口頭試問対策 第１５回　口頭試問対策もしくは振り返り、全体フィードバック ※進行状況によって進度を調整します。
準備学習・履修上の注意 ／Notices	各回の授業外学習時間（調査・発表準備）には平均１時間程度かかると想定されます。 論文の構想を練る際には、指導教員のアドバイスだけでなく他のゼミ参加者の意見や論文計画からも多くを学べるはずです。お互いの論文について積極的に意見や質問を交換し、それに対しフィードバックを行ってください。 【授業外学修の内容】前回の授業から今までに自分が調べたこと、考えたことを文書にまとめ、クラスで共有できるようにしておくこと。また欠席する際は必ず事前にメールかメモで連絡してください。
教科書・参考書等 ／Textbooks	教科書】 各自が卒業レポートの題材とする原書や参考資料 【参考書】 授業中にそれぞれ指示します。
成績評価の方法 ／Evaluation	【【評価方法】 調査・準備と発表（中間発表含む）(70%）、授業への参加貢献度（30%)。 【評価基準】 調査・準備と発表：自分のテーマについて着実かつ積極的に調査を進め、きちんとレジュメにまとめて発表できる 授業への参加貢献度：授業中のディスカッションや発表時の質問に積極的に貢献し、有意義な発言ができる。 【課題に対するフィードバックの方法】 提出したレジュメや原稿には対面またはオンラインによりコメントを返す。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html