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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/10/30 現在

科目名/Course title 入門セミナー・イギリス/Introductory Seminar: British Literature and Culture
担当教員(所属)/Instructor 土井 良子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 英語英文学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2021年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 木/THU 2
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 1
副題
/SubTitle
イギリスの文学文化について学び、クリティカルな思考を身につける
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
このセミナーは、イギリス文学文化に関連するテキスト(短編小説・詩)の分析を通して、学生がクリティカルな思考を身につけることを目的とします。大学での専門的な学習の基盤を作り、また学生が自分の専門領域を選択する橋渡しをします。

この授業はディプロマ・ポリシーの「専攻する言語と文学、文化に関して、専門的な知見と技能を身につけている」に対応しています。
授業概要
/Course description
はじめに、テキスト分析のキーワードと方法について学び、まずそれぞれが選んだ作品で分析の練習をしたのち、共通の作品について読みながら分析を進めていきます。毎回担当者を決めて、担当部分(作品)についてレジュメを作成し、プレゼンテーションを行います。
学期前半では短編小説、後半では毎回異なる詩を取り上げて分析することで、文学テキストへの基本的なアプローチを身につけます。また自分で好きな作品を選んでクリティカルに分析する練習も行い、専門的な学習に向けて準備を進めましょう。授業を通じて英語で作品を読む楽しさ、作品の奥深さに気づいたときの喜びを体験していただけることを願っています。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:イントロダクション
第2回:literary analysisについて(1)基本的アプローチ、キーワード
第3回:literary analysis について(2)実践的練習、英英辞典の利用法
第4回:短編小説を読む(1):'The Dinner Party' (1) 文化・時代背景を知る
第5回:短編小説を読む(2):'The Dinner Party'(2) 人物分析
第6回:短編小説を読む(3):'The Dinner Party' (3)プロットの展開・アイロニーについて
第7回:短編小説を読む(4):''The Dinner Party'(4)  全体ディスカッション 
第8回:詩の技法について
第9回:Poetry analysis key terms
第10回:詩を読む(1) ペア・プレゼンテーション
第11回:詩を読む(2) ペア・プレゼンテーション
第12回:詩を読む(3)ペア・プレゼンテーション
第13回:詩を読む(4)ペア・プレゼンテーション
第14回: 詩を読む(5)ペア・プレゼンテーション
第15回:総括とレポートについて
※授業の進度は変わることがあります
準備学習・履修上の注意
/Notices
・(予習)授業で次回に扱う作品(部分)を必ず読み、分からない単語は辞書で調べておくこと。また、気づいた点をメモしておき、疑問点は授業中に質問して解決すること。
・(復習)授業での発表やディスカッションの内容を踏まえて作品を読み返し、自分のliterary analysisを進めること。
・授業には必ず辞書を持参すること(電子辞書も使用可)。英和だけでなく英英辞典を引く習慣を身に着け、表現力を高めていってください。
各回の授業外学習時間(予習・復習)には1時間程度かかると想定されます。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
プリント(授業で配布)

【参考書/Reference books】
授業中に随時指定します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法/Evaluation】
1. 積極的な授業参加態度 20%
2. 事前準備・発表 30%
3. 課題・提出物 50%
【評価基準】
1. 授業参加態度:授業でのディスカッション、グループワークに積極的に参加し、有意義な発言ができている。
2. 授業中の発表:準備をしっかり行いレジュメの内容に反映できている点および、分かり易くまとめている点  
3. 課題、提出物:授業で説明したキーワードの意味を理解してクリティカルな分析ができている。授業内での発表や討論をふまえ、自分独自の視点を持って論理的に主張が展開できている。

【フィードバックの方法】
提出物にはコメントをつけて返却します。プレゼンテーションは質疑応答の他、最後に講評とコメントを行います。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】

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