科目名／Course title	特別演習Ⅰ／Tutorial Ⅰ
担当教員（所属）／Instructor	土井　良子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分／Category	英語英文学科専門科目
授業形態／Type of class	演習
開講期／Semester	2024年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	金/FRI　2
対象所属／Eligible Faculty
対象学年／Eligible grade	4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	イギリス文化・文学について卒業論文を書く（１）
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	この演習では、イギリスの文化・文学を題材に卒業論文を書き進めることを目的とします。論文の構造や論旨のまとめ方、書式について学ぶと同時に、資料収集や整理、選んだ資料の（再）読を行い、自分のテーマを絞り込んでアウトラインを作成していきます。
授業概要 ／Course description	４年間学んできたことの集大成として、関心を持った作家や芸術作品(文学･映像･美術など）、あるいは文化的事例や風習などを独自の着眼点から分析し、それに基づいた意見を説得力のある論理的文章にまとめていきます。 　授業では文献の探し方・読み方、論旨のまとめ方、論文作成のルールなどを学びます。 　受講者それぞれが自分の関心内容に沿ったテーマを選び、毎週の授業で自分の研究テーマや研究の進み具合を報告していきます。発表のスキルを磨くとともに、質疑応答や意見交換をすることで研究に関する考察を深めます。教員や授業参加者のコメント･アドバイスを聞いて補足や修正を行うことで、客観性と説得力のある内容にしていきます。　 　作品や研究テーマに真摯に向き合い、自分の考えを客観的に整理して、読み手に納得してもらえるだけの説得力を持たせる作業は決して楽ではありません。しかし時間をかけてじっくり取り組むことで、社会に出てから役に立つ論理的思考力と文章力とが必ず身に着くと思います。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第１回　オリエンテーション、論文サンプル配布 第２回　論文構成トレーニング（サンプル１） 第３回　論文構成トレーニング（サンプル２） 第４回　論文構成トレーニング（サンプル３） 第５回　資料調査方法、文献について 第６回　卒論「仮テーマ」報告、意見交換 第７回　作品再読もしくは文献調査・報告 第８回　作品再読もしくは文献調査・報告 第９回　作品再読もしくは文献調査・報告 第１０回　テーマ絞り込み 第１１回　テーマ決定、報告、意見交換 第１２回　アウトライン作成（全体像） 第１３回　アウトライン作成（個別） 第１４回　関連文献・資料追加調査とアウトライン作成 第１５回　アウトライン発表・夏休み中のゼミについて ※進行状況によって進度を調整します。 ※夏休み中も約２週間に１度授業を行い、執筆準備を進める予定です。
準備学習・履修上の注意 ／Notices	各回の授業外学習時間（調査、発表準備）には４時間程度かかると想定されます。 論文の構想を練る際には、指導教員のアドバイスだけでなく他のゼミ参加者の意見や論文計画からも多くを学べるはずです。お互いの論文について積極的に意見や質問を交換し、それに対しフィードバックを行ってください。 【授業外学修の内容】前回の授業以降に調べたこと、考えたことを文書にまとめ、クラスで共有できるようにしておくこと。また欠席する際は必ず事前にメールかメモで連絡してください。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 各自が卒業論文の題材とする作品（一次資料）や参考資料 【参考書】 授業中にそれぞれ指示します。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 調査・準備と発表(70%）、授業への参加貢献度（30%)。 【評価基準】 調査・準備と発表：自分のテーマについて着実かつ積極的に調査を進め、きちんとレジュメにまとめて発表できる 授業への参加貢献度：授業中のディスカッションや発表時の質問に積極的に貢献し、有意義な発言ができる。 【課題に対するフィードバックの方法】 提出したレジュメ、原稿には対面もしくはオンラインによりコメントを返す。
備考 ／Notes	【討議（ディスカッション、ディベート）を取り入れている】 【発表（プレゼンテーション）を取り入れている】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html