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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 児童サービス論/Study of Services to Children
担当教員(所属)/Instructor 木下 朋美 (基礎教育センター)
授業科目区分/Category 司書に関する科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 木/THU 3
対象所属/Eligible Faculty
対象学年/Eligible grade 3年 , 4年
単位数/Credits 2
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
児童サービスとは、公共図書館が提供する子どもを対象とした図書館サービスである。この授業は図書館における児童サービスの意義や特色について理解し、子どもの読書の意義、具体的な児童サービスや子どものための図書館資料、学校との協力等について総合的に学び,履修者が児童サービスに関する基礎知識を習得できることを目標とする。
授業概要
/Course description
本授業は講義形式を基本とする。具体的に扱う内容として,児童サービスの意義,子どもの発達と学習における読書の役割,年齢別の児童サービス,児童サービスの企画・運営、子どもを対象とした各種資料の意義と役割について解説する。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:子どもにとっての読書の意義と図書館 
第2回:児童サービス・ヤングアダルトサービスの意義
第3回:児童サービスにかかわる法と施策,子どもへの理解:発達心理学と読書の発達段階
第4回:読書世論調査にみる児童・ヤングアダルトの読書の実態
第5回:児童のための資料(1):絵本、フィクション(児童文学)
第6回:児童のための資料(2):ノンフィクションなど
第7回:合理的配慮が必要な児童への図書館サービス
第8回:児童サービスの実際と技術(ストーリーテリング,読み聞かせ,ブックトークなど)
第9回:年齢別の児童サービス(乳幼児サービス,ヤングアダルトサービス)
第10回:子どもの読書の推進における図書館、学校、家庭、地域の連携・協力
第11回:児童サービスのための環境づくり
第12回:学習支援としての児童サービス
第13回:児童サービスのための職員のあり方,これからの児童サービスの活性化にむけて
第14回:様々な児童・ヤングアダルトサービスの実践
第15回:試験とまとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
日常的に公共図書館の児童室及びそのサービス、児童向け資料に関心を持ち、授業に積極的に参加してほしい。この授業は4時間の予習復習時間が必要であると予想される。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
指定なし

【参考書】
・金沢みどり・柳勝文『児童サービス論』(第3版),学文社,2022,ISBN978-4-7620-3117-5
・堀川照代編著『児童サービス論』新訂版(JLA図書館情報学テキストシリーズ3),日本図書館協会,2020,ISBN978-4-8204-1909-9
※その他、授業で適宜紹介する
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
授業への参加度(20%),授業外課題(20%),最終試験(60%)で総合的に評価する

【評価基準】
授業への参加度:リアクションペーパーを活用し,意欲的に授業に参加している
授業外課題:授業内容を理解して意欲的に取り組んでいる
最終試験:授業内容の理解度

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
各回のリアクションペーパーに寄せられたコメントや質問については,次回講義内で回答する。

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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