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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | 児童文学・YA文学/Children's Literature: Literature for Young Adults (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 白井 澄子 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
ヤングアダルト文学に描かれる若者たち |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
若者を読者対象として書かれた英米の児童文学(ヤングアダルト文学)を通して、子どもと大人の狭間にあって心身両面で不安定な時期にある思春期の若者像や、彼らが直面する問題や楽しみがどのように作品に描かれているかを、読み解くことを目的とする。 この授業は、カリキュラムにおいて「専門的な知識の習得」を学ぶもので、ディプロマ・ポリシー中の「人間社会の基盤となる子ども・大人・社会の関係について、子どもにかかわる文化や文学についての理解と知識を持つこと」に対応している。 |
授業概要 /Course description |
授業では主に英米の作品を扱うが、若者が成長過程で直面する大人社会への反発、孤独感、アイデンティティの模索、恋愛などは各国共通の話題だろう。テーマごとに作品を紹介し読み解いていく。社会背景、思春期の特性、文学作品としての表現の多様性などを合わせて考察する。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:イントロダクション 第2回:アメリカから世界に発信されたYA文学 『ライ麦畑でつかまえて』 第3回:少年たち 『おれの墓で踊れ』『14歳、ぼくらの疾走』 第4回:少女たち 『2つ、3つ、言いわすれたこと』 第5回:家族(1) 『かかし』『ブループリント』 第6回:家族(2)『フランケンシュタイン家の双子』 第7回:若者にも絵本を 『アライバル』 第8回:戦争と若者 『アンネの日記』『わたしは生きていける』 第9回:友達いろいろ 『トラベリング・パンツ』『ウォールフラワー』 第10回:学校・教師・生徒 『飛ぶ教室』『チョコレートウォー』 第11回:心の病と闘う 『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 第11回:女性と仕事 『ワーキングガール』『庭師の娘』 第12回:異文化にふれる『はみだしインディアンのホントにホントの物語』 第13回:LGBTの今 『サイモン&人類平等化計画』 第14回:受講生の希望に応えて 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
授業で扱う作品は積極的に読んでみてください。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特に指定しない。授業時に授業内容のプリントを配信する。 【参考書】 『宇宙をかきみだす』 ロバータ・S.トライツ 人文書院 2007. |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 期末レポート、授業時のリアクションペーパーの総合で評価する。 【評価基準】 レポート60%、授業参加度(リアクションペーパー)40%、の評価を合わせ、60%以上を合格とする。 |
備考 /Notes |
本授業は重荷Campus Square を利用した【オンデマンド型】で行うが、第一回目の授業のみZoomを利用した【リアルタイム型】を予定している。 |