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科目一覧へ戻る | 2020/12/07 現在 |
科目名/Course title | マンガ論/Manga (Lecture) |
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担当教員(所属)/Instructor | 宮本 大人 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 児童文化学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2020年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 木/THU 2 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業では、日本の児童文化の中で大きな位置を占めるマンガについて、作品の主題と表現の読解・分析力を身につけることをねらいとする。 各回の授業で取り上げる作品やテーマについての小課題(400字以上)に事前に取り組んでもらったうえで、講義動画を視聴して理解を深めてもらう。講義動画の初めで、受講者から提出された小課題のいくつかに触れて、他の受講者の捉え方を紹介する。 小課題→講師からのフィードバック→講義動画のサイクルで、受講者が主体的に講義に取り組むことで、マンガ作品の読解・分析力を身につけることが目標である。 この授業は、カリキュラムにおいて「専門的な知識の習得」を学ぶもので、ディプロマ・ポリシー中の「人間社会の基盤となる子ども・大人・社会の関係について、子どもにかかわる文化や文学についての理解と知識を持つこと」に対応している。 |
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授業概要 /Course description |
日本のマンガが扱う主題は多岐にわたるが、この授業では、「成長」の描かれ方と「恋愛」の描かれ方の変遷について考える。 具体的には,前半で,前者の例として,スポーツを題材にした作品を,後半で,後者の例として,恋愛を題材にした作品を,取り上げる。 それぞれ,まず基準となる作品(井上雄彦「SLAM DUNK」、矢沢あい「NANA」)について講義し,着眼点を提示する。その上で,「成長」と「恋愛」を主題とした作品の分析を行っていく。 期末の課題として、授業内容を踏まえて、「成長」または「恋愛」を主題とした作品の分析を行ったレポート(2000字以上)を提出してもらう。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回 授業の主題と形態の説明+「SLAM DUNK」を読む(1) 第2回 「SLAM DUNK」を読む(2) 第3回 「魔球はどこへ消えた?」(1) 第4回 「魔球はどこへ消えた?」(2) 第5回 60年代のスポーツ漫画-「巨人の星」、「アタックNo.1」、「あしたのジョー」など 第6回 70年代のスポーツ漫画-「エースをねらえ!」、「キャプテン」、「がんばれ元気」など 第7回 80年代のスポーツ漫画-「タッチ」、「YAWARA!」、「バタアシ金魚」など 第8回 90年代以降のスポーツ漫画-「おおきく振りかぶって」、「GIANT KILLING」、「ちはやふる」など 第9回:「NANA」を読む(1) 第10回:「NANA」を読む(2) 第11回:50年代から60年代の少女漫画-手塚治虫「リボンの騎士」など 第12回:70年代の少女漫画-萩尾望都「トーマの心臓」、池田理代子「ベルサイユのばら」など 第13回:80年代の恋愛漫画-紡木たく「ホットロード」、柊あおい「星の瞳のシルエット」など 第14回:少年・青年誌掲載のラブコメ-あだち充「みゆき」、高橋留美子「めぞん一刻」など 第15回:90年代以降の恋愛漫画-「ハチミツとクローバー」、「坂道のアポロン」など |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
詳しい授業内容と授業形態の説明は第1回で行う。全16回の講義内容は変更になる場合がありますが、その場合は事前に告知します。 「SLAM DUNK」と「NANA」は、授業で取り上げる前に読んでおくことが望ましい。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 なし 【参考書】 授業内で指示する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 各回の小課題(400字以上):3%×16回=48% 期末課題(2000字以上)=52% 【評価基準】 ・授業内容を踏まえて自分自身で課題に取り組めているか |
備考 /Notes |
・本授業は、主にmanaba folioを利用した【オンデマンド型】遠隔授業として実施する。 |