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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | キャリア研究/Introduction to Carrier Education |
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担当教員(所属)/Instructor | 鈴木 忠 (人間総合学部発達心理学科) , 向田 久美子 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 発達心理学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義・演習 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
女性のライフコース |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
授業では,生涯発達心理学にもとづいて、自分自身の将来の生き方(女性のライフコース)を考えることを大きな目的とする。大学を卒業する時点でどんな職業に就くかということよりも、その後、転職をしたり、結婚・出産といったライフイベントを経験する可能性も含め、十数年の長いスパンの中で、自分のキャリアと家族形成、自分自身のこれからの発達をどうするかを考える。おもなテーマは、転職や再就職(「仕切り直し」や転機)にいかに対処するか、家族をもちながら働くこと(ワークライフバランス)、そのための資源をどう獲得し活用するか、といったことである。 また、この授業は心理職や公務員、NPO法人の運営などの実務経験を有する方をゲストスピーカーとしてお招きしお話をしていただくなど、実践的性格の強い授業である。 |
授業概要 /Course description |
生涯発達心理学の学習と、卒業後の自分のキャリア・パスとをつなぐことができるよう、講義(座学)よりも演習形式に重きをおく。具体的には、社会で働いている人(ゲスト)や専門家を招いて話を聞き、その後で小グループにわかれて討論を行う。そのような演習形式の授業の何回かのまとめとして、女性のライフコースや職業発達、家族心理学の観点から講義を行う。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:オリエンテーション:自身のライフコース現在・過去・未来 第2回:ライフコースの多様性(1):ゲストスピーカーの話と討論 第3回:ライフコースの多様性(2):ゲストスピーカーの話と討論 第4回:ライフコースの多様性(3):討論成果の発表と講義 第5回:前半のまとめの講義:女性のライフコースと家族 第6回:働くことの価値(1):ゲストスピーカーの話と討論 第7回:働くことの価値(2):いろいろな働き方、なぜ働くのか 第8回:家計と経済(1):ゲストスピーカーの話と討論 第9回:家計と経済(2):将来の自分の家計・支出計算と討論 第10回:ワークルール、セーフティーネット(1):アルバイトを題材にしての討論 第11回:ワークルール、セーフティーネット(2):ゲストスピーカーの話と討論 第12回:結婚と夫婦(1):ゲストスピーカーの話と討論 第13回:結婚と夫婦(2):夫婦の役割分担や協力関係についての討論 第14回:キャリア再考(1):身近な社会人へのインタビュー結果のグループ毎のまとめ 第15回:キャリア再考(2):身近な社会人へのインタビュー結果の発表 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
これまで学んできた発達心理学と、自分自身のこれからのライフコースとを結び付け、発達理論に裏打ちされた自分の今後の見通しをもつことを積極的に試みてほしい。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定される 。 【授業外学修の内容】 毎回の授業の振り返りを行い、授業で指示した課題を行うことが必須である。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 特になし。 【参考書】 『「仕事」に満足してますか?』水野修次郎・長谷川能扶子(著)、福村出版 その他、適宜紹介する。 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 毎回の授業でのリアクションペーパーまたは課題(60%),グループによる討論の成果発表(20%),最後に授業全体を通して学んだことのまとめレポート(20%)によって評価をする。 【評価基準】 ゲストの話や担当教員の講義を聞いたり、友人と討論をしたりすることを通して、働くということや社会の仕組み、自分自身のライフキャリアについてどのようなことが自覚され考えられるようになったかを重視して評価をする。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 次回以降の授業でフィードバックを行う。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html