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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 関係行政論/Legal and Administrative Systems |
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担当教員(所属)/Instructor | 星 茂行 (人間総合学部発達心理学科) |
授業科目区分/Category | 発達心理学科専門科目 |
授業形態/Type of class | 講義 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 1 |
対象所属/Eligible Faculty | 人間総合学部児童文化学科/Faculty of Human Studies Department of Children's Culture,人間総合学部発達心理学科/Faculty of Human Studies Department of Developmental Psychology,人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education |
対象学年/Eligible grade | 2年 , 3年 , 4年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
公認心理師が知っておくべき法律と制度について |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
この授業は教育委員会等、行政機関にて実務経験がある教員による授業であり、それらの行政指導や臨床経験を生かして実践的授業を行うものである。 公認心理師は、公認心理師法において、支援を要する者への心理的な助言・指導・その他の援助のみならず、関係者への助言・指導・その他援助も業として行うことと、規定されている。本授業においては、関係機関との連携や協働を意識し、法律や制度について学び、臨床的・実践的な視点を養うことを目的としている。 この授業は幅広く法や制度を学び社会において活躍できる人材を育成することをねらいとしている。 |
授業概要 /Course description |
公認心理師が活動する幅広い分野のうち、保健医療、教育、福祉、司法・犯罪、産業・労働等における法令ならびに制度を紹介する。なお、公認心理師国家試験を意識し、出題基準に基づく法令制度を学ぶが、公認心理師法のみならず、精神保健福祉士法なども重要な法律であり、その他法令との関係についてもおさえておきたい。また、事例やグループ検討なども行い臨床的な視点を養いたい。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:公認心理師法の概要について 第2回:公認心理師および対人援助職の倫理と多職種連携について 第3回:公認心理師の各分野への展開と役割 第4回:保健医療分野に関する法律の概要について 第5回:精神科領域における法と制度について 第6回:地域保健・医療領域における法と制度について 第7回:児童福祉領域に関する法と制度について 第8回:障害者・児福祉領域に関する法と制度について 第9回:高齢者福祉領域に関する法と制度について 第10回:教育分野に関する法と制度について 第11回:少年非行に関する法と制度について 第12回:刑事事件領域に関する法と制度について 第13回:家事事件領域に関する法と制度について 第14回:産業・労働分野に関する法と制度について 第15回:講義まとめ及び確認テスト |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
・(予習)授業で使う資料は事前に学習しておくこと。また参考文献は授業中に紹介するので各自学習すること。2時間程度かかると想定される。 ・(復習)当日配布資料・レジメを復習すること。2時間程度かかると想定される。 本授業の予習・復習にはおおむね4時間を想定しています。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【参考書】野島一彦・繁枡算男 監修、 元永拓郎 編 公認心理師の基礎と実践㉓[第23巻]第2版 関係行政論 遠見書房 2020 一般財団法人日本心理研修センター 監修 公認心理師 現任者研修講習会テキスト 改定版 金剛出版 2019 |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 期末試験40%、授業の参加度として、リアクションペーパーの提出及び過去問題の解答60%で評価 【評価基準】 試験は各分野における法律や制度について回答できること。最終回を設定予定。 授業の参加度は、リアクションペーパーの提出及び公認心理師過去問題の取り組みで評価する。 リアクションペーパーは、テーマに沿って理論立てて説明し、意見を主張できること。 【課題に対するフィードバック】 リアクションペーパーを確認後、授業の始めに、公認心理師過去問題の正解例を紹介し確認する。 |
備考 /Notes |
講師は、行政機関において通所更生施設、心障会館、障害児通所施設、教育委員会(総合教育センター)、相談支援事業所、保健センターにおいて健診等の実践経験を持っている。学生諸君との対話を心から期待している。 本授業は、対面授業を想定し、グループワーク、ディスカッションを取り入れるが、状況に応じClassroomを利用した【オンデマンド型】のオンライン授業、Zoom等を活用した【双方向授業】にも対応している。 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html