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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2020/12/07 現在

科目名/Course title 音楽演習(器楽)/Music Seminar (Piano)
担当教員(所属)/Instructor 三ツ本 晴彦 (人間総合学部初等教育学科)
授業科目区分/Category 初等教育学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2020年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 5
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭へ向けてのピアノ演奏。
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
保育所、幼稚園・小学校の保育、教育現場におけるピアノ実技を中心とする活動内容、および「音楽表現」に関わる活動内容を理論、実習、実技を通して習得する。幼稚園教育要領、小学校学習指導要領によって要求されている内容を教育現場で実践出来るだけの音楽能力の養成を目的とする。 ピアノ実技力を高めることによって、この楽器を通して表現する力量を育み、子どもと関わる教育現場で活用できるようになることを目標とする。 そのためにはピアノという楽器の構造的分析を通して、鍵盤の操作の方法を基礎から学ぶ。授業では、この様な奏法の基礎技能を学ぶための課題の楽曲を与えながら、保育士、幼稚園及び小学校教員として必要なピアノ技能の基礎技能の習得を図る。 授業開始時点での履修者のピアノ実技経験には個人差があるので、各人のレベルを十分考慮し共通のグレード表に従い、各自の技術に即した課題を与え、指導を行い修了者の質の保証をめざす。模擬授業による指導力向上に重点を置く。更には保育・初等教育の職場にふさわしい人格・態度・資質を意識し、子ども一人一人をかけがえのない存在としてとらえ、その個性を尊重しながら音楽を通して知性と感性をともに育んでいくことができる力を養う。
授業概要
/Course description
学生一人一人の学習歴にしたがって個人的にレッスンを行う。質問があれば丁寧に答えるようにするので各自適切な準備をして授業に参加するようにすること。段階を踏んでスキルアップしていくので焦らず一曲一曲を仕上げる喜びを実感してください。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
(1)  建学の精神・カトリック精神を生かせる教員養成とは。履修計画。グレードの決定
(2)  ピアノの構造とその奏法
(3)  楽譜の理解
(4)  楽譜を正確に読む訓練
(5)  指のトレーニングⅠ 音階を弾く:滑らかにかつしっかりと楽器を響かせて
(6)  指のトレーニングⅡ 和音を掴む:鍵盤を掴んで鳴らす
(7)  リズムと拍子
(8)  定期試験受験グレードの決定・課題曲発表・試験準備スタート
(9)  こどもと共に感じる演奏法Ⅰ いつも子どもたちに語り掛ける様に
(10)  こどもと共に感じる演奏法Ⅱ リズムや拍子を変えて行進曲やワルツで
(11)  うたう心で弾くピアノⅠ メロディーを階名唱しながら演奏
(12)  うたう心で弾くピアノⅡ 弾き歌いを意識して。右手と左手の音量バランスを整えて
(13)  保育・初等教育現場への応用・模擬試験・教員による講評
(14)  保育・初等教育現場への適性を考える
(15)  まとめと試験
準備学習・履修上の注意
/Notices
1.最低週3時間以上練習。
 2.手元にピアノ、電子ピアノ、オルガン、エレクトーン、キーボードなどの鍵盤楽器を     用意すること。
 3.特に初心者は以下のテキストを選び学習しておくこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書/Text books】
『教職課程のための大学ピアノ教本』教育芸術社 他


【参考書/Reference books】
適宜紹介する。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法/Evaluation】
試験は課題曲を与え、実技試験とする。基準:授業への事前準備、参加態度、実技試験評価・自分の履修計画の達成のすべてにおいて60点以上であること。教育・保育現場で活用できる音楽の実力を有し、忍耐強く課題に立ち向かう態度・人間的成熟が備わっていると見なされること。SA:進度がcグレード以上であり上記の基準を優秀な成績で満たしている。BC:進度がa,bグレードであり、今後さらに努力を続けることによって上記の基準を達成できるとみなされる。F:今後さらに今まで以上の相当の努力を続け再履修することによって上記の基準を達成できるとみなされる。グレード表は最初の授業で配布。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】
本授業は主に manaba folio, zoom を利用した遠隔授業として、リアルタイムで実施している。

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