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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title 初等音楽科指導法/Teaching Method in Primary Education: Music
担当教員(所属)/Instructor 杉本 明 (人間総合学部初等教育学科)
授業科目区分/Category 初等教育学科専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 金/FRI 3
対象所属/Eligible Faculty 人間総合学部初等教育学科/Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年/Eligible grade 2年 , 3年 , 4年
単位数/Credits 2
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
小学校学習指導要領音楽科の目標を実現するために必要とされる音楽的知識・技能及び指導法を身につけることを目的とする。特に教育課程一般に関する専門的な知識の習得、さらに今日的教育課題である児童の意欲・興味・関心の向上と音楽表現の指導を合わせて授業を進めるにはどうしたらよいかを考える。また、指導の対象である児童の能力や状態を的確に判断し、その状況に相応しい指導法を採り、幅広い音楽活動の指導ができる教師の育成を目指すために、教材研究・学習指導案作成・模擬授業を重視する。本講義では、2020年度施行の小学校学習指導要領・音楽の趣旨理解を基礎・基本として授業を進める。さらに、小学校という職場にふさわしい人格・態度・服装・コミュニケーション能力の指導も具体的に行う。この目的を理解し積極的に達成しようとして参加している者として学生を扱う。
授業概要
/Course description
他の学生の模擬授業からどのくらい学べるかを大切にします。自分の授業の反省、他の学生の模擬授業からの学びを自分の言葉で伝えられるようにすることも大切にします。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:教育基本法改正および学習指導要領の意義と音楽科の取り組む課題
第2回:音楽科学習指導要領の目標・道徳教育との関連・情操について・音楽活動の基礎能力
第3回:建学の精神・カトリックの精神を生かした子どもの生きる力と音楽教育。「音符、休符、記号や音楽に関わる用語」理解と指導法
第4回:第1・2学年の学習指導要領理解と共通教材のミニ模擬授業。範唱を聴いて歌う、階名で模唱。歌詞の表す情景や気持ちを想像し、楽曲の気分を感じ取って歌う指導。
第5回:第3・4学年の学習指導要領理解と共通教材のミニ模擬授業。範唱を聴き、ハ長調の楽譜を見て歌う指導。歌詞の内容・曲想にふさわしい表現の工夫。斉唱と簡単な合唱指導。
第6回: 第5・6学年の学習指導要領理解と共通教材のミニ模擬授業。範唱を聴き、ハ長調・イ短調の楽譜を見て歌う指導。歌詞、曲想を生かした表現の工夫。斉唱と合唱。以上含め指導。
第7回:国歌「君が代」の指導と研究。中間試験。
第8回:内容B鑑賞指導(和楽器・郷土音楽・日本民謡を含む)
第9回:内容A器楽指導(鍵盤ハーモニカ・リコーダー・リズム楽器など)
第10回:指導案作成指導 ※情報機器(PC(音楽ソフト)等)の活用を含む。
第11回:第1・2学年模擬授業と教員による指導
第12回:第3・4学年模擬授業と教員による指導
第13回:第5・6学年模擬授業と教員による指導
第14回:まとめと最終試験
第15回:最終試験をふまえた省案
準備学習・履修上の注意
/Notices
1.現行の小学校学習指導要領・音楽を熟読しておくこと
特に「教科の目標」と「学年の目標」については、、その解説部分を理解しておくこと
2.鍵盤ハーモニカおよびリコーダーを、各自準備し授業で必要なときは持参すること
これらの楽器およびピアノと歌唱教材の演奏をマスターすること
各回の授業外学習時間は約4時間と想定される
【授業外学修の内容】
毎回の授業の予習と振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
文部科学省『小学校学習指導要領』東洋館出版、2018
杉本明・川口潤子・三ツ本晴彦・土橋久美子著『先生になろう!音楽編』
スタイルノート、2020年 ※必携
文部科学省『小学校学習指導要領解説 音楽編』東洋館出版社、2018 ※必携
『小学生の音楽1~6』(教科書6冊)教育芸術社 ※必携
【参考書】
授業中に適宜紹介または、配布する
成績評価の方法
/Evaluation
【成績評価方法】
1.模擬授業の内容(30%)
2.中間試験と最終試験(60%)
3.教材研究(10%)
【評価基準】
1.積極的授業参加態度、教材研究、提出物、学習指導案、模擬授業、中間・期末試験(70%)
2.小学校教育現場で実際に児童を指導できる力・態度を有するとみなされること(30%)
【課題に対するフィードバックの方法】
「模擬授業の指導案」および「模擬授業内容」ついてのコメントを、manabacourse を使用し、フィードバックする
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【実技を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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