科目名／Course title	心理学概論Ａ／Principles of Psychology A
担当教員（所属）／Instructor	堀口　康太 (人間総合学部発達心理学科)
授業科目区分／Category	初等教育学科専門科目
授業形態／Type of class	講義
開講期／Semester	2024年度／Academic Year 　前期／SPRING
開講曜限／Class period	水/WED　4
対象所属／Eligible Faculty	人間総合学部初等教育学科／Faculty of Human Studies Department of Child Care and Primary Education
対象学年／Eligible grade	1年 , 2年 , 3年 , 4年
単位数／Credits	2

副題 ／SubTitle	人の認識、行動のメカニズムを知る
授業のねらいと達成目標 ／Course Objectives	この授業では、心理学の研究対象、そして、主要な研究領域について理解し、人間の生活と心理学の関わりについて学ぶことを目的とする。具体的には、心理学の対象、実際の社会でどのように心理学が応用されているかを理解したうえで、そうした応用を支える知覚、記憶、学習、動機づけといった心理学における人間の認識、行動の形成のメカニズムを理解する。
授業概要 ／Course description	心理学の研究領域や研究知見について学ぶことで、自らの生活とのつながりについての理解するようにする。まず、教育、福祉、産業、社会など人々の生活を対象とする心理学の領域を紹介し、それらの領域に共通する心理学における基礎的な知覚・記憶・学習・動機づけなどの研究知見を理解し、人間の行動形成のメカニズムを学ぶ。
授業計画（授業の形式、スケジュール等） ／Class schedule	第1回：オリエンテーション。心理学とは何か？‐心理学の対象とする現象とは？ 第2回：知覚①‐私たちの周囲の世界のとらえかた 第3回：知覚②－より高次な知覚現象を知る 第4回：記憶①－記憶のメカニズムと種類 第5回：記憶②－人生に関連する記憶 第6回：記憶③－忘れるということが意味するもの 第7回：学習①－条件付けの原理を知る 第8回：学習②‐主体的な行動はどう学習されるか？ 第9回：学習③－実際場面における学習のプロセス 第10回：動機づけ①‐動機づけとは何か？ 第11回：動機づけ②‐人の行動を左右する期待や価値 第12回：動機づけ③‐人の行動を左右する理由や意味 第13回：基礎心理学の応用―認知・行動カウンセリングを通して 第14回：人のライフコースと生涯発達 第15回：講義のまとめと試験
準備学習・履修上の注意 ／Notices	資料提示による講義を中心とし、授業ごとにミニレポートの記載を求め、授業の理解度を確認する。ミニレポートの回答を通して、毎回の授業の振り返りを行ってください。 各回の授業外学習時間(予習・復習)には 4 時間程度かかると想定します 。
教科書・参考書等 ／Textbooks	【教科書】 特に指定しません。 【参考書】 授業の中で適宜紹介します。
成績評価の方法 ／Evaluation	【評価方法】 各回のミニレポート（40％）試験（60％）により総合的に評価する。 【評価基準】 （１）ミニレポート 　ミニレポートおよび試験は講義内容を理解したうえで、自分の考えや気づきを明確に記載できているかどうかを評価する。 （２）試験 　ア　内容について 　　試験は授業内容に関する論述試験とする。評価は以下に掲げた基準で行う。 　・授業で取り上げた研究知見や理論の要点を簡潔にまとめられていること 　・授業で取り上げた内容と自分の生活にどんなつながりがあるか、その理由を交え 　　て具体的に考察できていること 　イ　体裁について（試験時に提示する体裁に沿っていない場合は減点となる） 　・である調で書かれていること。 　・文章は適宜、改行して段落に分けられていること 　ウ　留意点 　・資料等の持ち込みは不可。 　・より良い回答のために、試験の概要については、試験日より前に説明する。 【課題に対するフィードバックの方法】 各回のミニレポートについては。教員から個別、あるいは授業内でフィードバックを行う。
備考 ／Notes	【グループワークを取り入れている】 【この授業は、公認心理師の資格を有し、主に福祉領域での実務経験のある教員による授業であり、それらの経験を生かした実践的授業を行うものです】

科目と卒業／修了認定に関する方針（ディプロマ・ポリシー）の対応一覧
／Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html