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科目一覧へ戻る | 2024/03/14 現在 |
科目名/Course title | 海外児童文学特殊研究F/Specialized Studies in Foreign Children's Literature (F) |
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担当教員(所属)/Instructor | 井辻 朱美 (人間総合学部児童文化学科) |
授業科目区分/Category | 修士 児童文学専攻専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2024年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 月/MON 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
児童文学研究の泰斗 Kimberley Reynolds の”Children's Literature: A Very Short Introduction ”(2011)および”Children's Literature: From the fin de siècle to the new millennium ”(2012)を合わせて読む。 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
二十一世紀に入り、すっかり特別な存在ではなくなり、さらにメディアの分岐やクロスオーバー、他ジャンルへのアダプテーションにより大きく様相を変えた児童文学ファンタジーの世界。 多くの児童文学ファンタジーがテクスト発売に踵を接するように映像化され、アニメから、実写化、舞台化と、変貌をとげて変えてゆく。実写映画化の場合の映像とのかかわりの問題、また原作の変容と改変を考えつつ、ファンタジーのこれからについて、ポイント復習を兼ねて概観したい。 この授業は「児童文学および児童文化に関する広い視野と高度な知識を身につけていること」および「研究倫理の遵守と、専門分野に関する適切な研究方法に支えられた、高度な情報収集能力を持ち、文献・資料を読み解く力を身につけていること」を目指している。 |
授業概要 /Course description |
Kimberley Reynolds の”Children's Literature: A Very Short Introduction ”(2011)および”Children's Literature: From the fin de siècle to the new millennium ”(2012)を合わせて読む。 中世から現代の研究方法にいたるまでの一冊目、および具体例に分け入った二冊目を分担して読みながら、章ごとにまとめてゆく。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:前期(海外児童文学特殊研究E)をうけてのイントロダクション 第2回:テクストの読解と発表① 第3回:テクストの読解と発表② 第4回:テクストの読解と発表③ 第5回:テクストの読解と発表④ 第6回:テクストの読解と発表⑤ 第7回:テクストの読解と発表⑥ 第8回:テクストの読解と発表⑦ 第9回:テクストの読解と発表⑧ 第10回:テクストの読解と発表⑨ 第11回:テクストに取り上げられている関連作品を読む① 第12回:テクストに取り上げられている関連作品を読む② 第13回:テクストに取り上げられている映像作品を見る① 第14回:テクストに取り上げられている映像作品を見る② 第15回:予備日 |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
テクストに取り上げられている作品の箇所、また参考文献については、担当の学生以外も目を通してほしい。予習としては、次週で取り上げる部分をざっと読んでくること(1時間ほど)と、復習として当日の発表が終わったあとで、紹介されている作品の中で、気になるものを読む(1時間ほど)ことが望ましい。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】2024年度はPDFに読みこみ、提示する予定である。 【参考書】『ファンタジーを読む 『指輪物語』から『ハリー・ポッター』へ、そしてネオファンタジーへ』」(井辻朱美、青土社、2019 ) また、学生の担当部分に応じて、そのつど紹介する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 発表およびその際の資料(40%)、レポート(40%)、平常時の意見発表・質疑などへの参加態度(20%)を合わせ60%以上を合格とする。 【評価基準】 発表に際して個人の研究テーマに絡めた読み込みを期待したい。 *通年科目なので、後期の全員の発表をまって評価としたい。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【グループワークを取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html