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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2023/03/18 現在

科目名/Course title フランス語教育研究A/Didactics of French (A) (Research)
担当教員(所属)/Instructor 大塚 陽子 (文学部フランス語フランス文学科)
授業科目区分/Category 修士 フランス語フランス文学専攻専門科目 
授業形態/Type of class 演習
開講期/Semester 2023年度/Academic Year  前期/SPRING
開講曜限/Class period 水/WED 2
対象所属/Eligible Faculty 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年 , 3年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
高校生対象のフランス語教室のデザインと教材作成
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
この授業では、高校生を対象とする単発型フランス語教室の意義、理想的なあり方と将来性を探ります。中等教育における外国語教育の問題点などを整理しながら、高校生対象単発型フランス語教室のあらゆる可能性を検討し実現可能なプログラムを考案します。プログラムに即した教材を作成することがこの授業の達成目標です。

〔2022年度以前入学者〕
この科目は、「学生が修了時に身につけておくべき能力=教育目標、学修・研究目標」の、「フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する専門的な理論や知識、技能を修得し、自らの研究関心に応じて必要な文献、データを収集・分析するための方法を身につけ、そこから得られた知 見を発表することができること」、「社会的な要請を理解し、研究の場において、または実践の場において、専門的な貢献ができること」、「フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育、さらには隣接する諸領域の研究動向に関心を持ち、新たな学問的あるいは現実的問題に対応できる柔軟な姿勢を持つこと」に対応しています。 

〔2023年度入学者〕
この科目は、ディプロマポリシーの、「フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する体系的な理論 と知識 を学び 、自らの研究の必要性に応じて文献、データを収集・分析し 、そこから得られた知見をもとに独自の考察を行う能力 」と「フランス語学、フランス文学、フランス文化、フランス語教育に関する最新の学問的達成を注視し 、学問上の 新たな 課題にも柔軟に対応する能力 」を身につけているに対応しています。
授業概要
/Course description
高校生のためのフランス語教室「フランス語サマースクール 」で実施する授業をデザインし、授業内活動(アクティヴィティ)を考案、使用する教材を作成します。
授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回:イントロダクション
第2回:中等教育における外国語教育
第3回:高校生のための単発型教室をデザインする:ニーズ分析から
第4回:高校生のための単発型教室をデザインする:レディネス分析から
第5回:テーマを設定する
第6回:アクティヴィテを考案する:「やりとり」
第7回:アクティヴィテを考案する:「発表」
第8回:教材の考案
第9回:教材の作成1:プリント教材
第10回:教材の作成2:Web教材
第11回:教具の準備
第12回:教材の試用と分析:教室活動用教材
第13回:教材の試用と分析:Web教材
第14回:評価とフィードバック
第15回:まとめ
準備学習・履修上の注意
/Notices
・授業で取り上げる文献は事前に読んでおきましょう。
・ディスカッションやグループワークを多く取り入れます。主体的に参加する姿勢を求めます。
・事前の準備に毎回4時間程度の授業外学習を想定しています。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
配布プリントを使用します。

【参考書】
中村啓佑, 長谷川富子『フランス語をどのように教えるか』駿河台出版社, 1995.
鳥飼玖美子『英語教育の危機』ちくま新書, 2018.
泉水浩隆『ことばを教える・ことばを学ぶ』行路社, 2018.
フランス語の学習指針策定研究会『フランス語の学習指針』ver.2.0, 夢舎工房, 2022.
その他、授業内で指示します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
1) 発表(25%)、2) ディスカッション・グループワークへの貢献度(25%)、3)課題(50%)

【評価基準】
以下を評価の基準とします。
1) 発表・課題への取り組み:十分な準備をしているか
2) ディスカッション・グループワーク:積極的に取り組み自分の意見を述べているか、各自の役割を責任を持ってつとめているか
3) レポート:授業の内容を正確に理解し、それに基づき自分の考えを深め論じているか

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
課題にコメントを付して返却します。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】
【グループワークを取り入れている】
【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】
【フィールドワーク、実習、実験、実技を取り入れている】

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