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科目一覧へ戻る | 2025/03/14 現在 |
科目名/Course title | フランス文学研究H/French Literature (H) (Research) |
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担当教員(所属)/Instructor | 海老根 龍介 (文学部フランス語フランス文学科) |
授業科目区分/Category | 修士 フランス語フランス文学専攻専門科目 |
授業形態/Type of class | 演習 |
開講期/Semester | 2025年度/Academic Year 後期/AUTUMN |
開講曜限/Class period | 金/FRI 4 |
対象所属/Eligible Faculty | 大学院文学研究科修士課程/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(前期)/Graduate School of Liberal Arts,大学院文学研究科博士課程(後期)言語・文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of Language and Literature |
対象学年/Eligible grade | 1年 , 2年 , 3年 |
単位数/Credits | 2 |
副題 /SubTitle |
テオフィル・ゴーチエとフランスロマン主義 |
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授業のねらいと達成目標 /Course Objectives |
19世紀前半のフランスの状況を踏まえた上で、主に1)幻想性、2)造形性、3)大衆との距離感の3つの観点から、フランスロマン主義を構成する問題系を把握し、その中でのテオフィル・ゴーチエの立ち位置を理解することを目指します。 |
授業概要 /Course description |
19世紀前半のフランスの歴史と社会に関する基礎的な知識、フランスロマン主義に関する文学史の教科書的な前提を確認したうえで、長編小説『モーパン嬢』の序文、自らが脚本執筆に深く関わったバレエ『ジゼル』をめぐる資料(台本やバレエ評)、美術批評、そして短編小説「死霊の恋」を、日本語訳とフランス語原文を交えながら読みます。 |
授業計画(授業の形式、スケジュール等) /Class schedule |
第1回:19世紀前半のフランスとフランスのロマン主義 第2回:テオフィル・ゴーチエの作品概要 第3回:『モーパン嬢』序文 第4回:ロマンティック・バレエと幻想性:ノディエ「トリルビー」と「ラ・シルフィード」 第5回:「ジゼル」制作:ハイネとユゴー 第6回:「ジゼル」台本の検討 第7回:「ジゼル」に関するゴーチエの評論:第1部 第8回:「ジゼル」に関するゴーチエの評論:第2部 第9回:「ジゼル」の上演 第10回:ゴーチエと美術:造形性について 第11回:「死霊の恋」をめぐって:「吸血鬼」の主題 第12回:「死霊の恋」をめぐって:「語り」の問題 第13回:「死霊の恋」読解:クラリモンドの描写 第14回:「死霊の恋」読解:異教とキリスト教 第15回:まとめ |
準備学習・履修上の注意 /Notices |
日本語、フランス語に関わらず、事前に指定した資料を読み、授業での意見交換に積極的に参加すること。 各回の授業外学修時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。 |
教科書・参考書等 /Textbooks |
【教科書】 プリントを使用する 【参考書】 授業で指示する |
成績評価の方法 /Evaluation |
【評価方法】 平常点50%、期末レポート50%で評価する。 【評価基準】 平常点:授業での発表や意見交換で、文献学的な前提を踏まえた上で、資料の正しい理解に基づいて意見を表明できているかを評価する。 期末レポート:平常点とポイントは同じだが、それを明確な構成のもと、正確な日本語で文章化できているかを評価する。 【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】 提出された課題は、原則として授業中にコメントして返却する。期末レポートはManabacourseを通じてコメントする。 |
備考 /Notes |
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】 【発表(プレゼンテーション)を取り入れている】 |
科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html