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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2024/03/14 現在

科目名/Course title オムニバスB/Omnibus B
担当教員(所属)/Instructor 平尾 桂子 (文学部英語英文学科)
授業科目区分/Category 修士 フランス語フランス文学専攻専門科目 
授業形態/Type of class 講義
開講期/Semester 2024年度/Academic Year  後期/AUTUMN
開講曜限/Class period 火/TUE 5
対象所属/Eligible Faculty 大学院文学研究科修士課程フランス語フランス文学専攻/Graduate School of Liberal Arts Department of French Language and Literature
対象学年/Eligible grade 1年 , 2年
単位数/Credits 2
副題
/SubTitle
交差点(クロスロード)としてのジェンダー
授業のねらいと達成目標
/Course Objectives
ジェンダーは、社会的、文化的、心理的な要素から成り立つ、個々人が自己を認識する性のあり方や社会的な性別の役割を意味します。個人のアイデンティティーや社会的な役割、行動、文化的な意味づけにおいて非常に重要な概念ですが、全てが固定的なものではありません。また、ジェンダーはバイナリー(男性と女性の二分法)だけでなく、非バイナリーやトランスジェンダーのような多様なアイデンティティも含みます。
本講義では、このように多様化するジェンダー構造を確認しながら、文学・芸術作品で描かれるジェンダーに始まり、身体、食文化、アニメ、玩具、ポップカルチャーや人権問題にいたる幅広いテーマで、学内外の講師の先生にジェンダーの視点からそれぞれの専門分野についてご講義いただきます。受講生には、人文学と社会科学がジェンダーという「交差点」で出会う「クリエーティブ・コラボレーション」を味わってもらいます。
授業概要
/Course description
 毎回、国文・仏文・英文を中心とした多彩な専門分野の研究者を学内外から講師としてお招きし、講義を行なっていただきます。講師はzoomによって参加する場合があります。

授業計画(授業の形式、スケジュール等)
/Class schedule
第1回: イントロダクション
第2回: 女性と人権
第3回: ジェンダーとアメリカ史
第4回: ジェンダーと身体
第5回: 環境人文学とジェンダー
第6回: アフリカ系アメリカ人女性作家とインターセクショナリティ
第7回: キーツとジェンダー
第8回: ジェンダーと宗教
第9回: 食とジェンダー
第10回: 日本のアニメとジェンダー
第11回: おもちゃとジェンダー
第12回: 児童文学とジェンダー
第13回: ヤングアダルト文学とジェンダー
第14回: 家族におけるジェンダー
第15回: レビュー
準備学習・履修上の注意
/Notices
授業で扱う予定の作家や作品、内容については下調べをして臨んでください。
各回の授業外学修時間(予習・復習)には4時間程度かかると想定されます。

【授業外学修の内容】
毎回の授業の振り返りを行うこと。授業において指示した課題を行うこと。
教科書・参考書等
/Textbooks
【教科書】
おもに配布プリントを用います。

【参考書】
授業中に指示します。
成績評価の方法
/Evaluation
【評価方法】
学期末のレポートによって評価します。

【評価基準】
レポート:授業で扱ったテーマについて、授業を出発点として、自分なりの分析を加えてください。授業内容を正しく理解しているか、修士課程の学生にふさわしい論証の手続きが行われているかが問われます。

【課題(試験やレポート)に対するフィードバックの方法】
授業内およびManaba courseを用いてフィードバックを行います。
備考
/Notes
【討議(ディスカッション、ディベート)を取り入れている】

科目と卒業/修了認定に関する方針(ディプロマ・ポリシー)の対応一覧
/Diploma Policy
https://www.shirayuri.ac.jp/campus/enrollment/diploma01.html

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