| 専門分野 |
20世紀に生まれた新しい『アラビアン・ナイト』ともいえる長編物語『失われた時を求めて』と、この巨大な迷路にも似た物語世界を創造した天才作家マルセル・プルーストが、僕の研究の中心であり、また出発点です。
『失われた時』は、言葉だけで創られたいわゆる「文学作品」ですが、その言葉の世界は、絵画、建築、写真、モード、デザイン、インテリア、そして都市風景、田園風景、といった、驚くほど多種多様な視覚イメージであふれています。この豊穣な迷路に踏み込んで以来、僕は、文学とイメージ、物語とアート、言葉の世界と視覚の世界、の不思議な関係、奇妙な問題を追いかけるようになりました。
アートやモードについて語ることが「文学」なの?と思うかもしれませんが、「ブンガクの世界」はとても広いのです。こちらの専門分野は、一言で言えば「文学とイメージ」ということになるでしょうか。近年は、研究分野を「18世紀フランス古典演劇」にも広げています。こちらについては下記のホームページをぜひご覧ください。
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| 担当科目 |
フランス語IID
フランス文学演習A「フランス喜劇を読む-翻訳とリーディング」
特殊講義「イメージと言葉」
卒業論文
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| 担当科目の内容 |
◇フランス文学演習A◇
「フランス古典喜劇を読む-翻訳とリーディング」3・4年生の授業です。フランスの古典喜劇作家マリヴォーの作品を現代日本語に翻訳し、実際に"使える"上演台本を制作します。また、制作した上演台本をもとに、リーディング形式のワークショップをおこないながら、マリヴォー劇を、遠い昔の古典戯曲としてではなく、"いま現在"の生きた演劇として体験します。
◇特殊講義◇
「イメージと言葉」 ヨーロッパの絵画を中心に、イメージを「言葉で読む」、「言葉で語る」ことについて学んでいます。絵画は視覚的イメージですが、奇妙なことに、かなりの部分が言葉でできています。展覧会で、絵を見ているだけではなにかつまらないなあ、と感じたことはありませんか?絵画を楽しむには言葉によるアプローチが必要なのです。でも、どんな言葉でもいいわけではありません。絵画を読む、絵画を語るための言葉のトレーニングです。
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| 自由記述欄 |
→自身のホームページ"sanki's empty space"はこちら
このホームページでは、18世紀の古典喜劇作家マリヴォーの紹介と翻訳をしています。マリヴォー劇はフランスではとても人気がありますが、日本ではあまり知られていません。こんなに面白い芝居があるのに、日本の演劇人や観客が知らないのはもったいない・・・というわけで、現代日本の演劇の現在にフランス古典劇を根づかせるにはどうすればいいのだろう、どういう日本語に翻訳すればいいのだろう、ということについて考えつつ、実際にフランス古典喜劇の「現代語訳」をおこなっています。
日本演劇におけるフランス古典劇の「レパートリー化」を目指す最初の一歩です。興味のある方はぜひ見に来てください。そして感想や意見を聞かせてください。ホームページからブログにもリンクしています。
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