教員紹介

 

石井 直人 教授

専門分野 現代日本の児童文学、文化研究
担当科目 児童文化入門
基礎演習A
児童文学の読み方
基礎演習B
演習
卒業論文
担当科目の内容 ◇児童文化入門◇
児童文学だけでなく、絵本、メルヘン、まんが、アニメ、TV、映画など、色々な分野の具体的な作品から、そこに表現された「子ども像」と作者の「子ども観」(大人が子どもをどう見ているか)を読み取って比較します。すると、子どもにたいする態度や感情は、時代や文化によって、かなり違うことがわかってきます。

◇演習◇
子どもと文化の関係を考えるというのが大テーマです。
ここ数年にとりあげたのは、「電脳遊戯」論、ヒーロー論、「癒しの絵本」論、ユーモア論などです。たとえば、スズキコージや菊田まりこ、ゴフスタインなどの絵本そのものと感情社会学の本の両方を読んで、人気の理由や読者の意識をゼミのメンバーでいっしょに考えます。

◇卒業論文◇
テーマはみなさんがそれぞれ見つけたものですが、梨木香歩、はやみねかおる、手塚治虫、佐々木マキ、仮面ライダー、サンリオのキャラクターグッズ、動物映画、子どもの権利など、サブカルチャーから社会問題まで、さまざまな文化研究があります。
自由記述欄 ■自己紹介
わたしは、社会学を学びましたが、サークルやアルバイトをとおして児童文学にかかわり、いつかこちらを専門とするようになりました。学生時代に出会った、本田和子の『異文化としての子ども』と天沢退ニ郎の『宮沢賢治の彼方へ』という二冊の本の影響が大きかったと思います。修士論文のタイトルは「文学社会学の基礎」というものでした。
いまは、現代の児童文学とくに1980年代以後の日本の作品を批評することを中心にやっています。とはいえ、社会学を忘れたわけではなく、心性史や感情社会学の方法によって、サブカルチャーや子ども観の歴史などを考えることを続けています。

著書

『ズッコケ三人組の大研究-那須正幹研究読本』I・II・III(共著、ポプラ社)
『現代児童文学の可能性』(研究=日本の児童文学4、共著、東京書籍)
『はじめて学ぶ日本児童文学史』(鳥越信編、共著、ミネルヴァ書房)
『児童文学連続講座講義録 日本児童文学の流れ』(共著、国立国会図書館国際子ども図書館)

経歴

山口女子大学(山口県立大学に改称)をへて、1996年から白百合女子大学につとめる。

■所属学会
日本児童文学学会
子どもの文化研究所、他

 
 
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