教員紹介

 

田畑 邦治 教授(主任)

専門分野 ■専門分野
哲学 宗教学
担当科目 宗教学I,II
哲学
キリスト教的人間学
担当科目の内容 ◇宗教学IH、IIH
「自由人イエスに聞く」
聖書のメッセージの中心は、人間を解放・自由に導く神であり、イエスはその自由の業を極限までに行った方であることを学ぶ。現代人のためのキリスト論の試み。

◇宗教学II、III◇
「松尾芭蕉の『おくの細道』」における芸術と宗教
「おくの細道」は芭蕉の芸術観、世界観や人生観が凝縮された日本文学の最高傑作の一つである。この作品の中から、特に芸術(俳諧)と宗教性が出会う場面に注目する。

◇宗教学IP、IIP
「日本人の死生観と宗教性」
古事記から松尾芭蕉までの日本の代表的古典の中から、特に人間の出会いと別れ、生と死に関するすぐれた表現を通して、日本人の死生観や宗教性を学ぶ。

◇宗教学IR、IIR◇
「現代人の心理・病理と宗教」
現代人のこころの病いに目を向け、それに向かうフロイト、ユング、フロムなどの代表的な医学・心理学に学ぶとともに、キリスト教の身体観や救いの意味を再検討する。

◇福音書に学ぶ演習A、B(前期・後期)◇
「ルカ福音書の講読演習」
ルカ福音書を通して、特に弱者や底辺にある人々に向けられた神の慈愛の深さを、イエスの生涯、受難、死、復活に一貫して流れていた解放(アフェシス)の業を通して読み取っていく。

◇キリスト教的人間学A、B◇
聖書の人間観、とりわけ、創世記に見られる人間、男女関係、家庭観、こども観などを学ぶ。

◇哲学(通年)◇
「ヨーロッパ思想史入門」
ギリシア哲学、およびユダヤ・キリスト教的思想が、人間「存在」をどのようにとらえてきたかを中心に、古代から現代までのヨーロッパ思想を概観する。

◇キリスト教的人間学B(後期)◇
「間の魂の深淵と神秘について」
近現代の思想が発見している人間の魂の深淵とキリスト教的人間観の対話。特に現代の神秘家モーリス・ズンデル師の思想について学ぶ。

自由記述欄 ■自己紹介
北海道函館生まれ。少年時代通った函館山の麓のカトリック教会での、フランス人の宣教師やシャルトルの聖パウロ会のマスール(シスター)たちとの出会いが、現在の自分とまっすぐつながっていることに不思議を覚えます。青年時代山登りや放浪を好んでいましたが、今はすっかり定着民となり、仕事とそのあとの一杯というきわめて単調な生活です。しかし精神の冒険は毎日続けていたいと思っています。

著書


(単著)出会いの看護論-人間の尊厳と他者の発見(看護の科学社、1994年)
新訂 ケアの時代を生きる-かかわりと自己実現(看護科学社、1997年)
悲しみを支える言葉-古事記から芭蕉まで(佼成出版社、2005年)
(共著)精神看護学(真興交易医書出版部、 1999年)
魂にふれるケア-看護の精神と実践(看護の科学社、1995年)
考える看護技術(第3版)(廣川書店、2005年)
生と死の意味を求めて(一橋出版、2002年)
(共編著)哲学-看護と人間に向かう哲学(ヌーヴェルヒロカワ、2003年)
教会と学校での宗教教育再考(オリエンス宗教研究所,2009年)
その他 人間関係、コミュニケーション、生と死などについての論文・
評論・講演など。

経歴

1947年(昭和22年) 北海道函館市生まれ
1974年(昭和49年)上智大学大学院哲学研究科修了
上智大学中世思想研究所職員、筑波大学(ラテン語)、
聖マリアンナ医科大学非常勤講師(倫理学)、
聖母女子短期大学専任講師(1982年)、同助教授(1985年)、教授(1990年)を経て2000年4月より、白百合女子大学教授。

 
 
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