釘宮 明美 准教授
| 専門分野 |
■専門分野:宗教学、キリスト教学、比較文学・思想
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| 担当科目 |
キリスト教学Ⅱ、宗教学Ⅰ・ⅡD、宗教学Ⅰ・ⅡG、宗教学Ⅰ・ⅡQ、文学と宗教演習A・B
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| 担当科目の内容 |
◇キリスト教学Ⅱ◇
聖書をベースに絵画や音楽、文学や映像などさまざまな媒体を用いて、知性と感性の両面からキリスト教の歴史と教えを学びます。私たちのいのちの力を育み、本当の意味で生かしてくれる真理とは何かを共に考えます。
◇宗教学Ⅰ・ⅡD 近現代思想と聖書◇
「神」とはどのような存在なのでしょうか。キリスト教は2000年を超える歴史の中で、哲学や思想にも大きな影響を及ぼしてきました。この授業では、近現代の思想を手がかりに人間存在のありようから出発し、理性と啓示を通じての神認識のさまざまな道を探ります。
◇宗教学Ⅰ・ⅡG 経験と宗教◇
宗教は、文化の根底的次元としてさまざまな世界観・人間観を提供しますが、それらはすべて「人間とは何か」「私とは何か」「生きるとは何か」という問いに帰着します。人はなぜ宗教を必要とするのでしょうか。宗教や神なくして生きることは、不可能なのでしょうか。この授業では、価値観の混迷が著しい現代世界において、自らの実存を賭して「いかに生きるべきか」という問いに応えようとしたキリスト者の生き様を手がかりに、宗教が人間経験にとってもつ意義を考えます。
◇宗教学Ⅰ・ⅡQ 文学に見る宗教と人間◇
洋の東西を問わず優れた文学作品には、生と死、愛と憎、罪と赦し、信と不信など宗教的テーマが隠されています。この授業では、多くの人によって読み継がれてきた西欧文学の諸作品を手がかりに、キリスト教あるいは宗教の本質的テーマを聖書に立ち戻りつつ学びます。
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| 自由記述欄 |
■自己紹介
大分に生まれ育ち、学生時代を東京で過ごしました。よく名字を珍しがられますが、故郷には多い姓です。子どもの頃は小説家になりたいと夢みるほど文学が好きで、大学でもロシア文学やドイツ文学、国文学などを学んでいた時期があります。友人と同人雑誌を作ったり、喫茶店で何時間も語り合ったり、愛読書を片手に舞台となった外国の地を訪ねてみたり……迷いや悩み、紆余曲折に満ちていた学生時代の、今思えば何とかけがえのない時間だったことかと思います。自分自身の生き方や専門を考える中で、徐々に哲学やキリスト教に対して目が開かれていきました。専門は、森有正を中心とするキリスト教思想・比較文学です。その人の生き方を根底から変える森のいう意味での「経験」という考え方に惹かれ、経験と信仰との関わりを中心に思想史の上で位置づけることを当面の課題としています。学生時代の4年間、どうぞ存分に学び冒険し、開かれた心で自分自身の道を見出していってください。よき友、よき師、よき書物との出会いを期待します。
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著書
・ 『いのちに寄り添う道』(共著)(NPO法人「生と死を考える会」編、一橋出版、2007年)
・ 『キリスト教をめぐる近代日本の諸相――響鳴と反撥』(共著)(加藤信朗監修、鶴岡賀雄・加藤和哉・小林剛編、オリエンス宗教研究所、2008年)
・ 森有正における「経験」の生成――『バビロンの流れのほとりにて』連作を中心にして(季刊「現代文学」62号、2000年)
・ 森有正における「経験」の構造――アブラハムの生涯を重ねて(季刊「現代文学」63号、2001年)
・ ヴァージニア・ウルフの『波』をめぐって――非在と存在の感覚(季刊「現代文学」64号、2001年)
・ 森有正における「経験」の創造(上)――芸術・思想・定義(季刊「現代文学」65号、2002年)
・ 森有正における「経験」の創造(中)――本体論的証明をめぐって(季刊「現代文学」71号、2005年)
・ 魂の認識への献身――神谷美恵子小論(季刊「現代文学」75号、2007年)など。
経歴
■経歴:東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科修士課程修了。白百合女子大学宗教科非常勤講師等を経て2009年4月より現職。
■所属学会:日本宗教学会・比較思想学会・日本基督教学会・日本比較文学会・日本キリスト教文学会