2021年度「キャリア研究」授業風景

白百合女子大学では、すべての学科で「キャリア研究」の授業を2年生から履修することができ、自分自身のキャリアについて早期から考える機会を得ることができます。

発達心理学科の「キャリア研究」では、“生涯発達心理学にもとづいて、自分自身の将来の生き方(女性のライフコース)を考えること(2021年度シラバスから抜粋)”を目的とし、発達心理学科をご卒業されたOGをゲストスピーカーにお招きしており、学生が将来のキャリアを具体的に考えることができる授業となっています。

今回は“ライフコースの多様性”というテーマのもと、現在は議員としてご活躍されているゲストスピーカーから、就職・結婚・出産といったライフイベントについて実際の経験に基づいてお話いただきました。時折、全体に問いかけながら生き生きとお話される内容に、学生の皆さんも興味津々に聞き入り、一生懸命にメモをとっている様子もみられました。
　

また、授業の中では“議員になってみよう”という新鮮で興味深いテーマのワークショップの時間が設定されていました。ワークショップの中で、自分自身の考えや一緒に学んでいる学生の考えを相互に共有しながら、将来について考える時間になったのではないでしょうか。

今回の「キャリア研究」において、発達心理学科を卒業した先輩であり、第一線でご活躍されているゲストスピーカーの授業を受けたことで、多くの学生がこれまでとこれからの発達心理学の学びや今後のライフコースの選択において、新たな視点を得たことと思います。