学びの内容

2022年度「発達心理学基礎演習A」授業風景

2022年6月27日

 『発達心理学基礎演習A』は、1年次前期のゼミ科目で、学年を3つの少人数グループに分けて3名の教員が担当しています。内容は、4年間にわたって発達科学や心理学を深く学ぶために必要な「心理統計学」の基礎と、科学論文や学術書を読むために必要な専門用語や基礎概念を身に付ける「文献講読」の2つから構成されていています。
 「文献講読」の回では、初学者のための心理学のテキストから3つの章(「精神の物質的基礎-脳と意識-」・「人の行動や心の進化-進化心理学入門-」・「社会における人間-社会心理学入門-」)を取り上げ、担当した箇所の内容について、学生がパワーポイントを使って発表をおこない、コメンテーター役の学生が質問や発展的に調べたことを報告します。
 心理学は日常生活に密着したトピックスが多くあって身近な学問ですが、それぞれのトピックスを科学的に追求していくことのおもしろさや奥深さについて、自分の言葉で理解して人に語ることによって、より深く実感してもらうことを授業の目標としています。
菅原ますみ
 
 
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