学びの内容

発達心理学科のリアルな発達心理学(発達心理学基礎演習A) —香りの心理的な効果を実感する—

2024年5月28日

 発達心理学基礎演習A(1年生向けの基礎科目)では、体験型の発達心理学の授業を行っています。この授業では、香りがストレスを軽減する効果について体験的に学びました。
 
 はじめに講義では、心理学的にはストレスは「ストレッサー(ストレスの原因)とストレス反応(身体の症状やネガティブな感情)」に分かれることを学び、コーピング(ストレスに対処する方法)として、香りによるリラクゼーションがあることを説明しました。

ストレスと香りの効果に関する講義とサッシェの作り方の説明
(菅原ますみ教授と本学科の学生による)

 次は学生スタッフによる体験型の講義です。好きな香りを話し合って、改めて香りとリラクゼーションの関係について学んだのち、グループで話し合いながら、「ローズ、ラベンダー、オレンジ」の3種類の中から、好きな香りを選んでサッシェ(香り袋)を作りました。

仲間同士でコミュニケーションを図りながら作成していました!

 5月も後半に入り、ゴールデンウイークも空けて、慣れない大学生生活の疲れが出てくる頃です。発達心理学を体験的に学びつつ、こころとからだもリラックスできていたらいいなと思います。

サッシェ(香り袋)からはとてもリラックスできる香りがしていました。
 堀口康太
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