学びの内容

クリスマスを楽しもう2024

2024年12月26日

 2024年12月11日(水)に、発達心理学科の学生有志主催による「クリスマスを楽しもう」を開催しました。午前中に、子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」(未就園児とそのご家族対象)、午後に、子ども達が楽しみながら学ぶ体験活動「エデュテイメント大学」(児童期のお子さんとそのご家族対象)の2回に分けて行いました。

 このイベントは、毎年クリスマスの時期になると、地域のみなさまと一緒にクリスマスを楽しむことを目的として実施しています。
 

 
 各回、小さなペットボトルや空き缶など身近なものを使って楽器を作り、その後、クリスマスソングに併せて楽器を鳴らしたり、学生によるクリスマスの紙芝居の朗読を聞くひとときを持ちました。みんなで一緒に歌を歌う時には、音楽療法士の資格を持つ大学スタッフがピアノ伴奏をし、参加されたお子さん達の動きに合せて、音を楽しむ時間を持ちました。イベントの最後には、講師の先生から「歌い聞かせの効用」についてお話いただきました。発達心理学科の授業での学びを基盤とし、さらに、学外の講師の方から専門的なご指導をいただいた上で開催することで、参加した学生からは「先生の説明を聞いて、親子の様子を見て愛着形成がされているところがよくわかり、とても良い経験が出来ました。」との感想が聞かれました。
 

 
 次年度以降も、クリスマス時期のイベントを開催予定です。また皆様とご一緒できますことを楽しみにしております。
 
 

*歌い聞かせの効用*
 「歌には歌う側にも歌を聞く側にも双方に良い影響があると言われています。例えば、歌を歌ったり聞いたりすることで、お子さんは気持ちを表現できるようになりますし、気持ちを整理する力をつけることにもつながりますし、養育者の気持ちを安定させる効果もあります。歌いかけることの効果はお子さんの年齢によっても変わります。小学生のお子さんであれば、歌の歌詞を自分の好きなようにアレンジしたり、リズムを変えて楽しむことができるので、歌が自分の気持ちや考えを表現する、自己表現の手段となります。ぜひ歌を通したお子さんの『自己表現』を一緒に楽しんで、お子さんと養育者の方が気持ちを分かち合う体験を日常生活の中で意識しながら、取り入れていただければと思います。」
 
(発達心理学科 発達心理学会幹事 有志一同)

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