学びの内容

現場の心理的支援を体感的に学ぶ(授業紹介:心理実習)

2025年1月8日

 心理実習は、公認心理師カリキュラムを履修している3,4年生を対象とした実践型の授業です。本授業では、各実習機関において、施設見学や心理師としての実践的な実習を行います。実習では実習記録の作成にも取り組み、心理的支援を必要とする人々を支援するための力を主体的に身につけていきます。


 11月の実習日では、波多江教授、松田講師と共に「調布市子ども家庭支援センターすこやか」を見学しました。この施設では、ケアが必要な子どもや保護者を様々な職種が連携して支えています。当日は、様々な職種の方々からの講義や、心理師の方々による施設内見学及び心理的支援のお話、質疑応答などが行われました。


 心理師が他職種とチームで子どもや保護者への支援に取り組む上での工夫や仕事内容を聞くことができ、児童虐待の早期発見と支援を必要とする子どもや保護者への適切なケアなど、学内で学んでいることが実際の現場でいかに活かされているのかを知る貴重な機会となりました。


 こうした現場実習では、心理的支援を必要とする人々を支える仕事の大切さとやりがいを改めて実感できます。「調布市子ども家庭支援センターすこやか」のみなさま、実習に関するご協力ありがとうございました。
髙橋 真喜子
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