学びの内容

2022年度フランス語ディクテコンクールの表彰式が行われました

2023年1月10日

11月に開催された「2022年度フランス語ディクテコンクール」(フランス語フランス文学科主催・白水社後援)の表彰式が12月8日に執り行われました。白水社編集部の西川恭兵氏をお招きし、髙山学長の出席のもと、受験者や学科教職員がクララホールで顔を合わせ、受験者の挑戦と努力の成果を称えました。

1年生未習クラスの学生を対象とした「レベルA」ではフランス語フランス文学科1年の福田真帆さんが、実用フランス語検定3級レベル程度の学生を対象とした「レベルB」では同2年生の早坂百嶺さんが、準2級レベル以上の学生を対象とした「レベルC」では同4年生の矢崎梨花さんが、それぞれ優秀な成績をおさめ、学科からはフランス語の賞状、また後援の白水社から「白水社賞」が授与されました。さらに今年度は4年生の新塘咲希さんに、フランス語ディクテコンクール殿堂入りの証として「リスブラン賞」が授与されています。新塘さんは、2019年度のレベルA、 2020年度のレベルCの白水社賞受賞者で、2020年度には学長特別賞が授与されていますが、今回再び「レベルC」において大変優秀な成績をおさめました。

〜〜〜受賞者 喜びの声〜〜〜

レベルA 最優秀賞(白水社賞) 福田真帆さん
この度は表彰していただき、誠に光栄に思います。学科の先生方が手厚くフランス語のご指導をしてくださったおかげで、白水社賞を受賞することができました。これからも前向きに勉強し、フランス語学能力を高めていきます。

レベルB 最優秀賞(白水社賞) 早坂百嶺さん
まずはこのようなコンクールを開催していただきありがとうございます。昨年度は受賞することができませんでしたが、今回最優秀賞いただけてとても嬉しいです。この賞を糧に引き続き勉学に励んでいきたいと思います。

レベルC 最優秀賞(白水社賞) 矢崎梨花さん
今年のディクテコンクールは、自分の力試しも兼ねて特別勉強はせずに挑みましたが、それでもある程度の実力を発揮することが出来た為、留学での成長やこれまでの努力の成果を感じ嬉しく思っています。また、性数の一致によるミスや語彙不足など、まだまだ弱点がある事に気づける機会にもなったので、これからも引き続き語学力の向上に励んでいきたいです。

リスブラン賞 新塘咲希さん
リス・ブラン賞という今までにない賞をいただき、大変光栄に思っております。過去にも同じレベルで受賞いたしましたので、受賞対象外になるだろうと考えていました。新しい賞を作っていただけるなんて仏文科は本当にあたたかい学科です。このような環境で4年間勉強ができたからこそ、今のわたしがあります。ディクテで身につけた忍耐力を生かして、これからも努力を重ねていきます。この度は本当にありがとうございました。

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ディクテには、聴き取り力はもちろん、語彙力や文法力など、総合的な力が必要とされます。受賞者にはディクテの攻略法をお聞きしました。2023年3月に発行予定の白百合女子大学フランス語フランス文会誌『リリア・カンディダ』に掲載予定ですので、ぜひ参考になさってください。

受賞されたみなさん、おめでとうございました。そして参加されたみなさん、ぜひ今後もディクテの勉強を続けてください。
Félicitations et bonne continuation !



白百合女子大学 文学部 フランス語フランス文学科
 
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