学びの内容

第1回オープンキャンパスが開催されました!

2022年6月21日

6月18日(土)、今年度最初のオープンキャンパスが開催されました。今回は、教員による学科紹介と模擬授業だけでなく、初の試みとして在学生によるプレゼンテーションが行われました。白百合仏文の魅力を高校生の皆さま、保護者の皆さまによりよくお伝えするためにはどうしたらよいかと、教員、学生ともに知恵を出し合い、入念なリハーサルを重ねて迎えた当日は、お天気にも恵まれ、活気溢れる一日となりました。新型コロナウイルス感染症対策として、例年より大きな教室で皆さまをお迎えすることになり、いつものようなアットホームな感じが出ないのではないかという危惧もありましたが、多くの方々にご来場いただき、当初の心配はまったくの杞憂に終わりました。

まず、学科紹介では、学生スタッフの声も交えつつ、白百合仏文の特色である個別化フランス語学習プログラム、専門科目の4つのプログラム、留学制度、ゼミ、学生のためのオープンスペースである仏研(学科研究室)、フランス人TA(ティーチングアシスタント)について説明がありました。説明を担当した教員のクラスでは、昨年度、コロナ禍で様々な制約がある中での学びであったにも関わらず、フランス国民教育省認定のフランス語試験TCFですでにB1レベル(日常生活で困難なくコミュニケーションができるレベル)のフランス語能力に達している2年生もいたそうです。少人数教育のたまものと言えるでしょう。

続いて、学生スタッフ6名による、「仏文だからできる!おすすめキャンパスライフ」と題されたプレゼンテーションが行われました。これまでの大学生活でとくに印象に残っているワンシーンを収めたとっておきの写真を一人ひとりが紹介しながら、フランス語の学び、仏文学会、フランス語発表会、フランス文化研修旅行、国際交流・ボランティア活動、学内部活動の両立、の6項目にわたり、充実したキャンパスライフについて生き生きと紹介してくれました。積極的に行動することでたくさんの経験と学びが得られること、楽しみながら全力で取り組むことの大切さ、そして学生の挑戦をサポートする環境が白百合仏文には十全に整っていることが、高校生の皆さまに伝わりましたら幸いです。

 

学科説明を締めくくるのが、総合型選抜の説明でした。課題図書3冊の中から1冊を選ぶ方式に変更になりましたが、多彩な学びが可能な学科であるということを反映させた出題であること、それぞれの課題図書の取り組み方のポイントなどが説明されました。アミカピア(購買部)で課題図書の販売もされていたため、早速全3冊をご購入された方もいらしたようです。

今回の模擬授業は、トリスタン・ブルネ先生による「ロマンスから生まれたフランスのおたく」という、なんとも興味深いタイトルの講義でした。日仏合作による初期のアニメなどの貴重な映像も見ながら、そしてブルネ先生のユーモアに包まれながらの40分間はあっという間で、いかにしてひとつのロマンスからフランスのおたくが生まれることになったのか、その過程がわかる大変面白い授業でした。日仏のジェスチャーの違いがわかる映画の場面もあり、異文化コミュニケーションに関心のある方にとっても示唆に富む内容だったのではないでしょうか。

個別相談でも、たくさんの高校生の皆さま、保護者の皆さまと直接お話しすることができました。ご来場に心より感謝申し上げます。
なお、7、8月のオープンキャンパスではそれぞれ別の模擬授業が行われますので、6月にお越し下さった皆さまも、まだいらしていない皆さまも、奮ってお越しください。緑豊かな白百合のキャンパス、アットホームな白百合仏文に皆さまをお迎えできることを、学科一同心より楽しみにしております。
Merci et à bientôt! (ありがとうございました、そしてまたお目にかかりましょう!)

 
 
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