第9回「ゼミ紹介」は＜村中ゼミ＞です

フランス語フランス文学科の「専門ゼミ」を紹介するコーナー。第9回目は「村中ゼミ」です。
（フランス語フランス文学会誌『リリア・カンディダ52号』に掲載された、ゼミ生が執筆した紹介文による ＜専門ゼミ紹介＞ です）

村中ゼミ（村中 由美子先生）

ゼミ選びで迷っているみなさんの中に、映画鑑賞や読書がお好きな方はいらっしゃいますか？

村中ゼミでは、フランスにまつわる映像作品と原作を比較研究し、仲間たちと感想をシェアし合ったり、登場人物の心理描写、映画ならではの色使いや演出の特徴から考えられることなど、様々な観点から作品について熱く語ることができる、映画好きやオタク気質な方にはもってこいのゼミです！

前期はゼミのメンバーみんなと力を合わせて、フランス語で書かれた本を読み進めて行ったり、映画のワンシーンをディクテしたり、文法の教科書などを使わずに楽しくフランス語を学ぶことができます。1、2年次で使用する教科書には載っていない口語的なフランス語にも触れることができるので、パリジェンヌに一歩近づくことができます！

2021年度は新型コロナウィルス感染拡大による遠隔授業実施のため、普段のとおりに原作と映画を交互に読解、鑑賞することができず、前期の最後に映画を観ることになりましたが、通常は前期にひとつの作品について原作・映画の比較研究をし、後期は個々に選んだそれぞれの作品について研究発表をすることになります。

学生生活最後の課題をこなすのがゼミとなります。映画を学業に取り入れ、とことん考察し、仲間達の感想を聞くことによって、取り扱った作品が一生の思い出に残ることでしょう！映画や読書がお好きな方のみならず、記憶に残るような学生生活を送りたい方にもオススメなゼミです。

人生は映画のようにみなさんそれぞれの物語があると思います。あと残り半分の学生生活、ぜひ村中ゼミで素敵なワンシーンを描いてください！