学びの内容

学科長メッセージ

 

 

国語国文学科 学科長 油井原 均  教授

 国語国文学科は、日本語や日本文学について学ぶ学科です。しかし、ここで「学ぶ」という一言で表した内実は、じつはたいへん幅広く奥深いものでもあります。
 ひとつの例として、文学作品について考えてみましょう。万葉の時代にはじまり、現代に至るまでの千数百年間にわたって、数えきれないほど多くの日本語による文学作品が生まれてきました。それらの作品について研究することは、まず、作品そのものが内にもっている豊かな世界を知ることにつながるでしょう。しかし、それだけではありません。わたしたちの祖先にあたる人々の経験や考え方、それぞれの時代の社会背景や文化状況など、わたしたちが連なっている歴史そのものを深く知ることにもつながっていきます。そして、わたしたちが生きている現在の状況に、過去のさまざまな影響が、ときに明瞭に、あるいは意識しないようなかたちで、刻まれていることを見いだす貴重な体験にもつながっていくのです。
 白百合の国語国文学科の大きな特色は、古代から近世~近現代にいたる日本文学研究、それぞれの時代で用いられてきた日本語を対象とする研究、外国語を母語とする人々に日本語を教えるための日本語教育にかかわる研究など、日本語や日本文学にかかわる多様な研究分野を専門とする優秀で熱心な教員が揃っていることです。また、少人数定員であることを活かした、学習者によりそう指導支援体制も自慢できることのひとつです。

 思いがけない世界的な災厄のもとでの困難もありますが、多くのみなさんと深い学びを共有することができるよう、わたしたちは日々少しずつ歩みを進めたいと考えています。日本語や日本文学に興味をもつみなさん、共に学びを深めていきましょう。 
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