学びの内容
目良秋子 教授

メラ アキコ

目良 秋子 教授

専門分野

生涯発達心理学をベースとした子どもの対人関係や子育て期の親支援、保育者養成・教育に関心があります。最近は特に、子育て期の親が子どもとの関係を見直すための心理教育プログラムと、保育者の専門性の育ちのプロセスの始まりである養成段階において学生が主体的に取り組めるような授業方法・展開について研究しています。

自己紹介・学生へのメッセージ

「子どもを知るということは自己を知ること」と言われます。保育者を目指す己がどのように子どもたちやその親を見ているのか、その捉え方が将来ある子どもたちを育むためのさまざまな判断へと繋がっていきます。子どもは、この社会のありとあらゆることが直接的・間接的に影響を受けていきますが、どのようにすることが子どもたちにとって最善となるのかを思考し続けることが保育・幼児教育であり、そのために子どもたちをさまざまな視点から考え理解を深めていくことが求められます。そして、養成課程で学んだからもうこれで十分とはいきません。保育者として学び続ける姿勢を大学生時代に培ってほしいと思います。

担当科目

■人間総合学部 初等教育学科
初等教育演習
初等教育基礎演習B
保育の心理学
保育の心理学Ⅰ
保育の心理学Ⅱ 
幼児理解 
領域人間関係
子ども家庭支援論
家庭支援論
保育相談支援
保育体験Ⅰ
保育体験ⅡB 
保育実習Ⅰ 
保育実習指導ⅠA・ⅠB
キャリア研究
卒業研究

業績

【主な業績】

■著書

  • 「基礎から学ぶ発達心理学」(共著)大学図書出版 2020
  • 「コンパス保育内容 環境」(共著)建帛社 2018
  • 「発達心理学」(共著)大学図書出版 2016
  • 「保育者がおこなう保護者支援 子育て支援の現場から」(共著)福村出版 2014
  • 「学びと教えで育つ心理学-教育心理学入門」(共著)保育出版社 2011
  • 「発達家族心理学を拓く 家族と社会と個人をつなぐ視座」(共著)ナカニシヤ出版 2008


■論文

  • 目良秋子、石沢順子、土橋久美子「意欲や主体性を育む幼児教育:領域「健康」「人間関係」「環境」からみた日本とニュージーランドの比較 白百合女子大学人間総合学部初等教育学科紀要「保育・教育の実践と研究」第4号pp.71-79.2018
  • 眞榮城 和美 、石沢順子、土橋久美子、やた みほ、大貫 麻美、浅岡 靖央 、目良秋子、宮下 孝広「教育プログラム推進と地域連携活動の在り方に関する検討:エデュティメント大学活動を通して(2)」白百合女子大学紀要第54号pp.85-99.2018
  • 眞榮城 和美 、浅岡 靖央 、目良 秋子 「教育プログラム推進と地域連携活動の在り方に関する検討 : エデュテイメント大学活動を通して(1)」白百合女子大学紀要第53号pp.93-111.2017
  • 大貫 麻美、宮下 孝広,石沢 順子, 川口 潤子, 目良 秋子「日本学術振興会委託事業 ひらめき☆ときめきサイエンス 「あなたもサイエンス・エデュケーター」実施報告書」保育・教育の実践と研究(初等教育学科紀要)第3号PP,35-42.2017
  • 若尾良徳、桐川敦子、目良秋子、岡部佳子、佐藤有香、後田紀子「保育者養成校の講義科目における授業の課題および授業方法の実態—保育者養成課程の教員へのインタビュー調査—」保育教諭養成課程第1号PP.27ー40.2015
  • 目良秋子「保育者養成教育における実習前保育体験のあり方について」白百合女子大学人間総合学部初等教育学科紀要「保育・教育の実践と研究」創刊号PP.67-72.2017
経歴

■学歴
白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻修士課程修了。修士(文学)。
白百合女子大学大学院文学研究科発達心理学専攻博士課程単位取得満期退学。

■職歴
白百合女子大学文学部児童文化学科発達心理学研究室研究助手、聖セシリア女子短期大学専任講師、准教授、こども教育宝仙大学准教授、教授を経て、2016年4月より白百合女子大学人間総合学部初等教育学科准教授。

■所属学会
日本発達心理学会、日本心理学会、日本教育心理学会、日本家族心理学会、日本保育学会、日本保育者養成教育学会、日本乳幼児教育学会 他
 

■社会貢献・地域連携
神奈川県児童福祉審議会委員
日本保育者養成教育学会理事
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