所属 職名 教員氏名 保有学位
人間総合学部児童文化学科 教授 間宮 史子 国際学修士


I 教育活動
教育実践上の主な業績 年月日 概要
【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】
ドイツ児童文学賞受賞の絵本を教材とした講読の授業2004年04月~2016年03月近年のドイツ児童文学賞受賞の絵本を教材のひとつとすることで、初級文法既習者がドイツ文に慣れ、同時にドイツ児童文学の現況を把握できるようにした。
アクティブラーニングを取り入れた授業(伝承文学、児童文学・ドイツA)202204~講義科目において、授業前に予習を行って授業参加する回をできるだけ増やすようにした。学生に資料を事前配布し、目を通す際の着眼点を伝え、予習してきてもらう。授業でのディスカッションやグループワークにはまだ至らないが、予習し考えたうえで授業に参加することで内容のよりよい理解に結びつくようにした。
プレゼンテーション、ディスカッションを取り入れた授業(演習、伝承文学研究)202209~演習および演習に準じる科目では、以前からプレゼンテーションとディスカッションを取り入れていたが、コロナ禍後、学生がお互いに関わりをもつことを避ける傾向が見え、それに抗するためにも、プレゼンテーションとディスカッションを有効に使うようにした。基本的なことだが、他者のプレゼンテーションを聞いて受けとめたうえで、自分の意見や疑問点を口にだして述べる、ということをきちんと学ぶ。
「演習」で昔話絵本を扱うとき、まず、学生各々に同じ昔話の異なる絵本を選んでもらい、同じ着眼点で検討し発表することで、昔話絵本の検討の仕方を身につけてもらう。同話の異なる絵本を扱って比較しあうことで、学生の気づきが増え、ディスカッションが活発になる。これを踏まえて、次に、各々が興味ある昔話絵本を検討し発表する段階へ進む。
【2.作成した教科書、教材、参考書】
【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】
【4.その他教育活動上特記すべき事項】
NPO法人文化日独コミュニティー 講演「グリム童話の魅力」20230325NPO法人文化日独コミュニティー主催「ドイツ児童文学」の講演会
第8期 東京昔ばなし大学 基礎コース 「昔話の文法の解説 『かしこいモリー』他」「昔話の読解 『大工と鬼六』『ルンペルシュティルツヒェン』」「動物との結婚(異類婚姻譚)」20231001, 20231223, 20240127小澤昔ばなし研究所主催の講座
昔ばなし大学 専門コース「グリム兄弟とグリム童話」 「グリム童話集の成立」「テキスト変遷②『いばら姫』」「日本の昔話との比較①『地蔵浄土』『鼠の楽土』と『ホレばあさん』」「テキスト変遷④『白雪姫』」20241208, 20250112, 20250202, 20250309小澤昔ばなし研究所主催の講座
II 研究活動
著書・論文等の名称 単/共 発行・発表の
年月
発行所・発行雑誌等
(巻・号を含む)の名称
該当頁数共
著者名等
【著書】
【MISC】
昔話における「お化け」―ドイツと日本の比較単著20210427怪と幽 株式会社KADOKAWA 007042-045
日本の昔話には男主人公が多い? グリム童話には女主人公が多い?単著20230315開花宣言 白百合女子大学児童文化学科研究室 1538-44
【論文】
【第四五回大会シンポジウム 神話と昔話―女性神をめぐって―】シンポジウムの趣旨および報告
単著20220331口承文芸研究 日本口承文芸学会 4524-26
ヘルマン・バウジンガー著、河野眞訳『口承文藝の理論 〈民のうたごごろ〉の諸形式』
単著20230331口承文芸研究 日本口承文芸学会 46170-174
【口頭発表】
III 学会等および社会における主な活動
年月日 学会等名称
202104日本口承文芸学会 事務局(長)