| 所属 | 職名 | 教員氏名 | 保有学位 |
|---|---|---|---|
| 人間総合学部発達心理学科 | 准教授 | 眞榮城 和美 | 心理学博士 |
| 教育実践上の主な業績 | 年月日 | 概要 |
|---|---|---|
| 【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】 | ||
| 学科必修科目「発達心理学概論A」 | 2016年4月~現在に至る | 授業用テキストを随時執筆・更新し、国家資格「公認心理師」受験を目指す学生が履修しているカリキュラム内容にも対応できるように工夫を重ねている。授業時に使用可能なテキストとして、「きほんの発達心理学」「基礎から学ぶ発達心理学」「公認心理師カリキュラム準拠 発達心理学」などの作成に携わっている。 |
| 大学院「心理実践実習C」の準備と展開 | 2016年度~現在に至る | 臨床心理士養成カリキュラムおよび公認心理師養成カリキュラムとして展開している学外実習(教育分野・福祉分野・産業労働分野・司法犯罪分野)について、実習先の開拓および実習指導を担当している。教育分野実習に際しては、大学院近郊の小学校での実習が可能となるように準備を行った。福祉分野におては、放課後等デイサービスを中心に実習先と連携し、長期実習が可能となっている。産業労働分野の実習は、見学実習をメインとしているが、現場の心理師の声を直接聞ける講義形式の授業も用意し、学生の学びの幅を広げる工夫を行っている。司法犯罪分野では、少年鑑別所との実習が可能となるように準備し、将来的に司法犯罪分野での心理職を目指す学生たちのニーズに合わせた心理職との懇談の場、インターンシップ情報の提供などを行っている。 |
| 公認心理師カリキュラム「心理実習」の科目設定から展開 | 2018年4月~現在に至る | 公認心理師カリキュラム「心理実習」の開設準備から実施に携わり、学外実習先の開拓、巡回、評価に関わっている。実習先として、大学近隣の小学校4校に事前説明を行い、実習の展開を継続している。また、福祉分野の実習先として、放課後等デイサービス機関での実習を展開中である。福祉分野実習では、「子ども食堂」や「フードパントリー」の運営を行っている施設と連携し、学生たちが社会課題に体験的に関われる場の提供を試みている。 |
| 学部「心理学専門演習」と「卒業論文」の1年半をかけたゼミ指導 | 2021年度~現在に至る | 学部学生の専門的学びの深化を目指し、3年次には社会連携活動と連動したアクティブラーニングを通じて、社会課題の発見が可能となる場の提供を行っている。さらに、3年次後期に見出した社会課題の解決を目指し、4年次には学生それぞれのリサーチクエスチョンに沿った卒論執筆の指導を行っている。アクティブラーニング時には社会連携活動「りすぶらん・あんふぁん」(子育て支援ルーム)や「エデュテイメント大学」(エデュケーションとエンターテインメントの連動活動)を活用している。 |
| 【2.作成した教科書、教材、参考書】 | ||
| きほんの発達心理学 | 2013年 | 基本的な発達心理学の知識が得られる書籍の作成 |
| 実践につながる教育相談 | 2014年 | 主として教育分野で活躍する心理職を目指す学生たちの指導に役立つ教科書の執筆に携わった。 |
| 公認心理師カリキュラム準拠 発達心理学 | 2020 | 国家資格「公認心理師」のカリキュラムに準拠したテキストの作成に携わった。 |
| 【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】 | ||
| アクティブ・ラーニングフィールドの開発 | 2017年度~現在に至る | 学内「教育プログラム(現:教育プロジェクト)」に申請し、助成を得ることにより、人間総合学部を中心に展開している「エデュテイメント大学」および「りすぶらん・あんふぁん」を構築。教育プログラムの支援終了後は、運営主体を社会連携センターに設置し、各授業と連動させながら、学生のアクティブラーニングに繋げている。具体的には、「心理学実験」の観察授業において、子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」を活用している。その際、地域自治体との連携も行い、子育て支援ルーム企画運営時の工夫・配慮事項について学生たちが主体的に学べる場を提供している。 |
| シンガポール・社会科学大学との連携活動 | 2022年度 | 国際的な視野を持った心理支援について関心を持つことができる場の提供として、シンガポール社会科学大学との連携を試みた。その際、乳幼児期からの国際感覚育成と子育て支援時にもとめられる心理サポートの理解といった参加者ニーズに応えるべく、子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」を活用した。本活動に参加したシンガポールの学生たちからは、「愛着形成の重要性がよく理解できた」「日本の『子どもたちを見守る養育姿勢』から学ぶことが多かった」という声が聴かれ、プログラム全体への高い評価を得ることができた。 |
| 【4.その他教育活動上特記すべき事項】 | ||
| 著書・論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表の 年月 |
発行所・発行雑誌等 (巻・号を含む)の名称 |
該当頁数共 著者名等 |
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| 【著書】 | ||||
| アセスメントと養育・家庭復帰プランニング (シリーズ みんなで育てる家庭養護【里親・ファミリーホーム・養子縁組】) | 分担執筆 | 2021 | 明石書店 | |
| わたしの気持ち あなたの気持ちを学びあう セカンドステップ セカンドステップの実践の前と後で何が変わる? | 共著 | 2021 | 日本こどものための委員会 | |
| 実践につながる教育相談 | 共著 | 20241030 | 北樹出版 | 黒田祐二・清水貴裕・飯田順子他 |
| 【MISC】 | ||||
| 【論文】 | ||||
| 放課後等デイサービスにおける演劇アウトリーチ活動の実践とその効果 | 共著 | 2021 | 白百合女子大学研究紀要第57号 白百合女子大学 57 | 185-200 目良秋子 |
| 地(知)の拠点としての大学の在り方に関する検討:アンカーポイントとしての大学の取り組みとルーブリックを用いた学生への学修効果の検証 | 共著 | 2023 | 生涯発達心理学研究 生涯発達研究教育センター 14 | 27-35 目良秋子・石沢順子・川口潤子・土橋久美子・大貫麻美・椎橋げんき・やたみほ・千﨑美恵・春日文・宮下孝広 |
| 心理学の研究をはじめる時に知っておくとよいこと-研究テーマの見つけ方・研究方法の選び方・サンプルサイズの設定留意点₋ | 単著 | 2023 | 生涯発達心理学研究 生涯発達研究教育センター 14 | 3-8 |
| 学生の探究心を育む社会連携活動を基盤とした取り組みの継続的実践と展開(1)ー継続実践の展開と課題ー | 共著 | 2023 | 白百合女子大学研究紀要 白百合女子大学 59 | 217-232 沓名桂子 |
| 学生の探究心を育む社会連携活動を基盤とした取り組みの継続的実践と展開(2)ー「げきあそび」を活用した親子観察場面からー | 共著 | 2023 | 白百合女子大学研究紀要 白百合女子大学 59 | 233-252 |
| シンガポールにおける子どもの社会情動的ス キルの発達に関わる保育・教育環境 | 共著 | 2023 | 生涯発達心理学研究 生涯発達研究教育センター 15 | 31-36 目良秋子・宮下孝広 |
| 青年期初期のスポーツの自律的な動機づけに関わる養育者と仲間の相互影響性 | 共著 | 2023 | スポーツ心理学研究 50 | 77-92 |
| 生涯発達研究教育センター活動報告(2023年度 共同研究資金援助による活動)「シンガポールにおける子どもの社会情動的スキルの発達い関わる保育・教育環境」 | 共著 | 20231228 | 生涯発達心理学研究第15号 白百合女子大学 生涯発達研究教育センター 15 | 31-36 目良秋子・宮下孝広 |
| Longitudinal Study on Development of Coping Strategies for Early Childhood Conflicts Regarding Object Possession and Related Factors | 共著 | 2024 | 2024 | |
| 「子どもの社会情動的スキルの発達に関わる保育・教育環境」:白百合の森での子どもたちとの森林体験および長野県信濃町森林セラピー体験から | 共著 | 2024 | 生涯発達心理学研究 13 | 17-24 目良秋子・宮下孝広 |
| 幼児期の運動に対する自己有能感と児童期初期の向社会性との関連に関する縦断的検討 | 共著 | 2025 | チャイルド・サイエンス 日本子ども学会 30 | 33-37 村松志野・瀬尾知子・松本聡子・菅原ますみ・榊原洋一 |
| 【口頭発表】 | ||||
| 子ども期の社会性の発達に関する縦断研究プロジェクト(19)ー幼児の知的コンピテンスの発達と母親の全体的自己価値感との関連を中心としてー | 共同 | 20220307 | 日本発達心理学会第33回大会 | 梅崎 高行・酒井 彩子・前川 浩子・酒井 厚 |
| 市民公開シンポジウム 子育て・子育ち支援の今:親子のしあわせをつくる | 共同 | 2023 | 日本子ども学会第19回子ども学会議 | 櫻井拓見・齋籐れいな・やたみほ・宮下孝広 |
| 地(知)の拠点としての大学地域連携活性化に向けてー東京都調布市の挑戦ー | 共同 | 2023 | 日本子ども学会第19回子ども学会議 | 児島秀樹・鶴間育将・常廣大助・櫻井拓見 |
| Social and Emotional Learning: Parent Child Class program | 単独 | 2024 | 2024 CFC International Partner Forum in Seattle. | |
| 子ども期の心理的ウェルビーイングに関わる保育・養育環境 ―幼児の自尊感情と運動あそび体験の関連を中心に― | 共同 | 2024 | 日本子ども学会第20回子ども学会議 | 石森理愛・菅原ますみ・服部弘 |
| 口頭発表(OC2-4) | 2024 | 日本心理臨床学会第43回大会 | ||
| 子ども期の心理的ウェルビーイングに関わる保育・養育環境―幼児の自尊感情と運動あそび体験の関連を中心に― | 共同 | 20240922 | 日本子ども学会第20回学術会議 | |
| 第13回セカンドステップ全国大会 国際コンソーシアム報告 | 単独 | 20241124 | ||
| ソーシャル・エモーショナル・ラーニング SELの今とこれから | 日本教育心理学会第66回大会 | 宮﨑昭・岡本啓史・眞榮城 和美・鈴木 水季・山田洋平・秋田喜代美 | ||
| 日本SEL学会第1回大会 | 日本SEL学会第1回大会 |
| 年月日 | 学会等名称 |
|---|---|
| 日本心理学会 日本発達心理学会 日本心理臨床学会 日本教育心理学会 日本パーソナリティ心理学会 日本子ども学会 日本SEL研究会 日本双生児研究学会 |