所属 職名 教員氏名 保有学位
文学部国語国文学科 准教授 川瀬 卓 博士(文学)


I 教育活動
教育実践上の主な業績 年月日 概要
【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】
遠隔授業(オンデマンド型)における理解度促進のための工夫2020年度~2021年度配付資料と解説動画の配信によるオンデマンド型で実施した講義科目「国語学概論」において、学生の理解度促進のために次のような工夫を行った。
・受講生の集中力を保つために、各回の解説動画は長い動画1本ではなく、数本(1本につき10分程度までの長さ)に分けて配信した。
・理解度確認のための小課題(ミニクイズ)を毎回出題した。ミニクイズはGoogle Formsで作成し、自動採点の結果と解説が学生にフィードバックされ、学生が自分で理解度を確認できるようにした。
・授業のまとめや質問を毎回学生に書いてもらった。提出されたコメントからいくつか選んで紹介し、解説を加えることで、学生の理解を深めることを試みた。
・図書館が利用しにくい状況に鑑み、信頼に足るWebコンテンツ(国立国語研究所による一般向け解説記事や動画など)の情報を、毎回提供した。
・日本語の問題を考える素材として、漫画・アニメ・J-POPの歌詞など、学生に親しみやすいものをできるだけ取り入れるよう試みた。
【2.作成した教科書、教材、参考書】
【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】
【4.その他教育活動上特記すべき事項】
II 研究活動
著書・論文等の名称 単/共 発行・発表の
年月
発行所・発行雑誌等
(巻・号を含む)の名称
該当頁数共
著者名等
【著書】
副詞から見た日本語文法史単著202302ひつじ書房
【MISC】
学界展望 日本語の歴史的研究 2020年7月〜12月単著202106花鳥社ホームページ
【論文】
不定の「やら」「ぞ」「か」の東西差と歴史的推移単著201908金澤裕之・矢島正浩編『SP盤落語レコードがひらく近代日本語研究』 笠間書院252-269
感謝・謝罪に見られる配慮表現「どうも」の成立単著201909近代語学会編『近代語研究』21 武蔵野書院109-131
むつ市田名部方言の行為指示表現単著202003青井隼人・木部暢子編『青森県むつ方言調査報告書』 国立国語研究所71-85
Regional Differences in Conjunctives in the Minutes of Local Assemblies単著202004Proceedings of Methods XVI Berlin. Peter Lang.229-237
洒落本における不定の「ぞ」「やら」「か」単著202103筑紫日本語研究会編『筑紫語学論叢Ⅲ―日本語の構造と変化―』 風間書房134-154
副詞「ひょっとすると」類の成立―副詞の呼応における仮定と可能性想定の分化―単著20210602語文研究 130・131469-455
副詞から見た古代語と近代語単著20210610野田尚史・小田勝編『日本語の歴史的対照文法』 和泉書院113-133
【口頭発表】
副詞から見た古代語と近代語単独20191207日本語文法学会第20回大会
洒落本における不定の「やら」「ぞ」「か」単独20200912第85回中部日本・日本語学研究会
副詞の歴史的研究から日本語文法史研究へ単独20211218東京外国語大学国際日本研究センター対照日本語部門主催『外国語と日本語との対照言語学的研究』第34回研究会
副詞「どうぞ」における「依頼」から「勧め」への変化 単独20230321第6回HiSoPra*研究会
III 学会等および社会における主な活動
年月日 学会等名称
202204日本語文法学会 大会委員
202206日本語学会 編集委員
202210西日本国語国文学会 編集委員
日本語学会
日本語文法学会
日本語用論学会
西日本国語国文学会
九州大学国語国文学会
弘前大学国語国文学会
筑紫日本語研究会
文献探究の会
近代語学会
日本近代語研究会
訓点語学会