所属 | 職名 | 教員氏名 | 保有学位 |
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文学部フランス語フランス文学科 | 准教授 | 二村 淳子 | 博士(学術) |
教育実践上の主な業績 | 年月日 | 概要 |
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【1.教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)】 | ||
東京大学フューチャーファカルティプログラム | 2014年10月~2015年3月 | 大学教員を志望する大学院博士課程に所属する学生のためのFDプログラム(半期、45時間)終了。反転授業の作り方、ルーブリック評価政策、ピア活動、ポスターセッション、模擬授業など。 |
リカレント教育への取り組み | 2016年~2021 | 平成28年度以来、社会人に向けていくつかの授業を公開し、総計50名を受け入れてきた。社会人と学生たちは、お互いに刺激しあい相乗的効果を生んでいる。 |
ピア・ラーニングの活発化 | 2016~ | 協働学習(ポスターツアー、think-pair-shareなど)を多く取り入れている。また、良きファシリテーターとなるべく、申請者はコーチングを学び、語学学習に応用している。 |
席替えアプリ | 20171201 | より良いピア・ラーニングのための、対面授業での「席」配置のためのアプリを開発。 |
ニューカレドニア大学とのオンライン授業 | 2021年10月27日~2021年11月17日 | ニューカレドニアは、日本から最も近いフランス語圏であり、時差も2時間である。NCで第二学位国語として日本語を選択している学生たちと、ズームを用い、スライドでの発表とそれに対する質疑応答を行った。両大学とも5つのグループ(生活、料理、歴史と地理、所属する大学の紹介、お薦めする観光スポット)に分かれ、学生たちはグループごとに五分程度のスライドを目標言語で用意した。 二回目は、ズームのブレークアウト機能を用いて、一対一でのインタビュー活動を行った。 事前学習としては、NCにおける日本人コミュニティの歴史を学習させ、事後学習としてはクリスマスカードの交換を行った。 |
台湾・淡江大学(観光学科)とのオンライン授業 | 2022年1月14日 | 台湾・淡江大学のW. Jasmine Chen准教授と、オンラインコミュニケーション・ツールGather Townを用いて、合同ゼミを英語にて行った。 |
Quizlet, Kahoot, GatherTownのTutorial Workshop (仏文SD講習会) | 2022年6月30日 | オンライン・フラッシュカードQuizlet、教育用ゲームアプリKahoot、新世代ビデオ会議アプリGatherTownのチュートラル・ワークショップをフランス語フランス文学科の教員向けに行った。 |
ニューカレドニア大学とのオンライン七夕 | 2022年7月 | ニューカレドニア大学との合同イベント。白百合の学生たちは接続法を用いて願望を表現した。また、学生たちは、七夕の由来と東アジアにおける比較考察に関する簡単な発表を行った。 |
ニコラス・コペルニクス大学(ポーランド)との交流授業 | 2023年1月 | ゼミ授業で、日本の食文化を紹介する動画を作り、オンライン掲示板Padletを用いてポーランドの学生との交流を行った。 |
CLIL(内容言語統合型学習)Higher Education Program | (2020年2月3日~2020年2月14日) | 専門科目を英語で教授する方法を学習。冬期にThe University of QueenlandのInstitute of Continuing& TESOK Educationにて2週間のワークショップを受講。 |
【2.作成した教科書、教材、参考書】 | ||
『しぐさで伝えるフランス語』(三修社)。 | 20010301 | フランス語の非言語コミュニケーションをわかりやすく解説した書。「異文化理解入門」の副教材として使用。 |
『おいしいフランス語』(三修社)。 | 20021201 | 料理やお菓子にまつわるフランス語彙集。料理名から解くフランス文化を考察するために「異文化理解」や「ゼミ(生活芸術)」で使用。 |
【3.教育方法・教育実践に関する発表、講演等】 | ||
【4.その他教育活動上特記すべき事項】 |
著書・論文等の名称 | 単/共 | 発行・発表の 年月 |
発行所・発行雑誌等 (巻・号を含む)の名称 |
該当頁数共 著者名等 |
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【著書】 | ||||
ベトナム近代美術史:フランス支配下の半世紀 | 単著 | 20210704 | 原書房 | |
『近代中国美術の辺界──越境する作品、交錯する藝術家』 | 20220501 | 勉誠出版 | 吉田千鶴子,趙怡,松村茂樹,東家友子, 陳琦, 三山陵, 佐々木幹, 華天雪, 李趙雪, 呉孟晋, 龔珏, 畑山康幸, 劉建輝, オリボバ・ルツィエ, 下田章平, 中尾徳仁, 菅野智明, 二村淳子 | |
『上海フランス租界への招待』 (アジア遊学 279) | 共著 | 20230123 | 勉誠出版 | 井口淳子,趙怡,蔣傑,任軼ほか |
現代ベトナムを知るための63章【第3版】 | 分担執筆 | 20230313 | 明石書店 | |
映しと移ろい:文化伝播の器と蝕変の実相 | 分担執筆 | |||
【MISC】 | ||||
常玉の東京時代 | 単著 | 20211230 | 『とかけ通信』 アジア近代美術研究会 2 2 | 12-12 |
【論文】 | ||||
«La Conception des beaux-arts par les intellectuels vietnamiens » | 単著 | 20190319 | Toward the Future: Museums and Art History in East Asia, Proceedings of the 2019 CIHA Comite International d'Histoire de I'Art | |
「安南藝術からベトナム美術へ──フランス統治下の半世紀」 | 単著 | 20191225 | ||
マティスとアジアの邂逅 | 単著 | 20210425 | ユリイカ 青土社 999 999 | 99-200 |
マティスとアジアの邂逅 | 単著 | 20210425 | ユリイカ 青土社 999 999 | 280-287 |
常玉の東京時代 | 単著 | 20211225 | 『とかげ通信 アジア近代美術研究会会報増刊』 アジア近代美術研究会 2 | |
Eタンデム型交流授業の実践と展望 ──ヌーヴェル・カレドニ大学と白百合女子大学による取り組みを事例に─ | 共著 | 20220315 | Lilia candida : フランス語フランス文学論集 白百合女子大学フランス語フランス文学会 52 | ガルニエ・マリ |
関口俊吾のベトナム:1944年のハノイ,サイゴンでの展覧会を中心に | 単著 | 白百合女子大学研究紀要 白百合女子大学 57 | 89-116 | |
【口頭発表】 | ||||
コロキウム ASIA 1930s─ネーション/美術/モダン | 単独 | 20220326 | 科研「東南アジアの美術とナショナル・アイデンティティ」研究会 (第51回アジア近代美術研究会) | |
二〇世紀前半のアジアにおける文化の翻訳: Beaux-artsはどのようにベトナムで訳されたのか | 単独 | 20220605 | 2022年度 第84回 日本比較文学会全国大会 シンポジウム | |
「1931年パリ植民地博覧会・インドシナ館について──ヴィクトール・タルデューの報告書を中心に──」 | 単独 | 20220723 | 第164回例会「東南アジア近代美術の対外表象とナショナル・アイデンティティ」 | |
Un regard sur l’institution de l’Ecole des Beaux-arts d'Indochine : Le Japonisme et l’artisanat colonial | 単独 | 20221103 | INTERNATIONAL CONFERENCE ON CULTURE AND EDUCATION ICCE 2022 | |
「ベトナム絵画の近代:純粋美術と応用美術の間で」 | 単独 | 20221126 | ベトナム研究者会議 2022年研究大会 | |
Adoption and development of Popular Images in Mai Thu’s Paintings(in the session of Canons, Genres and Media) . | The 22nd General Congress of ICLA International Comparative Literature Association in Macao | |||
安南藝術からベトナム美術へ:サロン23を中心に | 日本比較文学会 九州支部 秋季大会 | |||
ベトナム「美術」の創出──言葉・概念・実践── | ||||
"Renaissance" au Vietnam : les approches comparées de Pham Quynh et de Tenshin Okakura Kakuzô sur la question de la modernité en Asie Orientale | 単独 |
年月日 | 学会等名称 |
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